みっぷうしょうせんげん‐ちりょう【密封小線源治療】
癌(がん)の放射線治療の一つ。放射性物質を小さな容器に密封したもの(小線源)を体の中に入れて、病巣に放射線を照射する方法。腔内照射と組織内照射がある。小線源照射療法。
みつにゅうこく‐ぎていしょ【密入国議定書】
《「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する陸路、海路及び空路により移民を密入国させることの防止に関する議定書」の略称》国際組織犯罪防止条約を捕捉する議定書の一つ。金銭的利益その他の...
ミューオンスピン‐かいてん【ミューオンスピン回転】
ミューオン(ミュー粒子)の高い透過性を利用し、物質内部の磁場などを詳細に調べる手法。スピン偏極したミュー粒子を物質内部に注入し、自然崩壊して放出される陽電子を検出することで、磁場の分布や時間変化...
みらい
日本の海洋研究開発機構が保有する世界最大級の海洋観測船。日本初の原子力船「むつ」を前身とし、原子炉を撤去したのち、平成9年(1997)竣工。耐氷性、航行性に優れ、北極海などの極域や荒天域での観測...
ミラクリン【miraculin】
糖たんぱく質の一種。ミラクルフルーツなどに含まれる。味覚器官に作用し、一時的に酸味や苦味を甘味に感じさせる味覚修飾物質の一として知られる。
むえいきょう‐りょう【無影響量】
化学物質や薬物についての毒性試験で、実験動物に何ら影響が見られない最大用量のこと。最大無作用量。NOEL(ノエル)(no-observed effect level)。
むえん‐たん【無煙炭】
最も炭化度の進んだ石炭。揮発性物質や不純物が少なく、燃焼時に発煙しない。燃料や練炭・コークスの原料、電極・カーバイド原料などに使用。
むがい‐か【無害化】
[名](スル) 1 有害物質に人工的な処理を加え、無害な状態にすること。「アスベストの—処理」 2 ⇒サニタイジング
むき‐しつ【無機質】
無機物をつくる元素。またはそれらによってつくられる物質。→ミネラル
むき‐ひりょう【無機肥料】
鉱物質の肥料。または動植物を焼いて得る無機質の肥料。チリ硝石・硫安・過燐酸(かりんさん)石灰・草木灰(そうもくばい)など。