アールエヌエー‐アプタマー【RNAアプタマー】
特定の物質と特異的・選択的に結合するアプタマーの一。人工的に合成したRNA(リボ核酸)であり、アプタマー医薬として利用される。
いおう‐さんかぶつ【硫黄酸化物】
硫黄の酸化物の総称。大気汚染物質の一。石油など硫黄を含む物質の燃焼によって生じる二酸化硫黄(亜硫酸ガス)が空気中で酸化されて三酸化硫黄となり、さらに水分を含んで硫酸の微粒子となる。化学式SOx
イオノフォア【ionophore】
細胞などの生体膜に作用し、特定のイオンを選択的に透過させるはたらきをもつ、脂溶性の低分子化合物の総称。生体に対して毒物となるため、抗生物質として使用される場合が多い。イオン透過担体。
イオン‐こうかん【イオン交換】
電解質溶液中に置かれた物質がイオンを放出し、代わりに溶液中のイオンを取り込む現象。この作用を示す物質をイオン交換体といい、イオン交換樹脂やゼオライトがある。
イオンこうかん‐じゅし【イオン交換樹脂】
分子内に可逆的にイオン交換のできる活性基をもち、溶液中の特定のイオンを吸着・回収する合成樹脂。元素や特定物質の分離、純水製造などに使用。
い‐か【異化】
[名](スル) 1 《dissimilation》音変化の一種。同じ音、あるいは調音上類似している音が一語の中にあるとき、一方が別の音に変わる現象。「ナナカ(七日)」が「ナヌカ」または「ナノカ」...
イクオリン【aequorin】
生物発光物質の一。発光たんぱく質の一種で、カルシウムを感受して青い光を放つ。1962年に海洋生物学者の下村脩により、緑色蛍光たんぱく質(GFP)とともにオワンクラゲから発見・抽出された。エクオリン。
イクチオトキシン【ichthyotoxin】
《「イクシオトキシン」とも》ウナギやアナゴの血液中に含まれるたんぱく質性の神経毒。広義には魚が産生する有毒物質の総称。
衣食(いしょく)足(た)りて礼節(れいせつ)を知(し)る
《「管子」牧民の「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」から》人は、物質的に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。衣食足りて栄...
イジェクタ‐カーテン【ejecta curtain】
天体に隕石などが衝突した直後、表面物質が飛散してできる逆円錐状の構造。すぐに落下するか天体を公転し始めるか、引力圏を脱して宇宙空間に飛んでいく。 [補説]平成31年(2019)4月、小惑星探査機...