いと‐もの【糸物】
1 織物。 2 弦楽器。 3 三味線を伴う演芸の総称。 4 《近世語》素麺(そうめん)をいう女性語。
いぬ‐おうもの【犬追物】
騎射の練習の一。円形の馬場の中に放した犬を追いながら、馬上から蟇目(ひきめ)の矢で射る。鎌倉・室町時代を通じて盛んに行われ、故実も整えられたが、明治に至って衰えた。
い‐ぶつ【異物】
1 普通とは違ったもの。違和感を与える奇異なもの。 2 体内に入ってきて、または体内に発生して、周囲の体組織になじまないもの。「目に—が入る」「腹部の—を摘出する」 3 死体。死骸(しがい)。「...
い‐ぶつ【遺物】
1 遺跡から出土・発見された、過去の文化を示す物品。考古学では、遺跡のうち、生活のための道具・器具や武器・装身具など動産的要素をさす。 2 今に残る昔のもの。また、時代遅れのもの。「前世紀の—」...
ゆい‐もつ【遺物】
⇒いぶつ(遺物)
イベント‐たいせきぶつ【イベント堆積物】
静穏な環境下ではなく、大波・洪水・高潮など特殊な自然現象によって運ばれてきた砂や泥が堆積したもの。津波によるものは特に津波堆積物とよばれる。
いぼ‐かなもの【疣金物】
建築で、円い鋲(びょう)を規則的に打った金属板。材の継ぎ目の固定や装飾用。
いみ‐もの【忌(み)物/斎物】
忌み慎んで用いないもの。また、避けて用いないもの。
い‐もの【鋳物】
鉄・青銅・錫(すず)・鉛・アンチモン・アルミニウムなどの金属を溶かし、鋳型に流し込んで器物をつくる工法。また、その器物。→打ち物
いり‐もの【煎り物/炒り物】
1 肉類・野菜などを煎りつけたもの。または、油でいためたもの。 2 豆・麦・米などを煎ったもの。煎り米・煎り豆など。