よそえ‐もの【寄へ物】
なぞらえるもの。たとえるもの。「『これもよい—がござる』『何によそゆるぞ』」〈虎寛狂・萩大名〉
よつ‐もの【四つ物】
1 四つでひとそろいとなるもの。 2 4種類の武具。武士の七つ道具の中の四つをいう。「三つ物—取りつけて」〈太平記・一〇〉
世(よ)は張(は)り物(もの)
《「張り物」は、外見だけで中身のないもの》世の中は、見栄を張ってわたるのが普通である。世間は張り物。
よばんめ‐もの【四番目物】
能の分類で、正式な五番立ての演能の際に、四番目に上演される曲。脇能物・修羅物・鬘物(かずらもの)・切能物(きりのうもの)以外のすべての曲を広く含む。雑能物(ざつのうもの)。
よび‐もの【呼(び)物】
興行や催し物で、評判を呼んで、人を集めるもの。「今大会の—」
よみ‐もの【読(み)物】
1 本などを読むこと。「家で—をする」 2 読むために書かれたもの。書物。また、気軽に読めるように書かれたもの。「高校生向けの—」「公害問題を—にまとめる」 3 読むに値するような文章・書物。「...
よる‐の‐もの【夜の物】
夜、寝るときに用いるもの。夜着、寝具など。「いとあはれと思ひて、—まで送りて」〈伊勢・一六〉
らし‐しょくぶつ【裸子植物】
種子植物の一門。子房がなく胚珠(はいしゅ)が裸出しているもの。子葉は3枚以上が多い。古生代に出現、中生代に繁栄し、化石が多い。現存種はソテツ類・イチョウ類・針葉樹類・マオウ類に分けられる。→被子植物
ラシュモアさん‐こくりつきねんぶつ【ラシュモア山国立記念物】
《Mount Rushmore National Memorial》米国サウスダコタ州南西部、ラピッドシティ近郊のブラックヒルズ山地の一峰。建国と発展に寄与した4人の歴代大統領、ワシントン、ジェ...
ラセミ‐かごうぶつ【ラセミ化合物】
化学構造が鏡像の関係にある一対の光学異性体が、水素結合または分子間力によって分子間相互で会合したもの。旋光性は示さず、単にラセミ体という場合がある。→ラセミ混合物