ゆ‐や【湯屋】
1 (「斎屋」とも書く)浴場のある建物。特に、社寺などに参籠するとき、斎戒沐浴(さいかいもくよく)あるいは休息するための建物。 2 料金を取って、入浴させる所。銭湯。風呂屋。
ゆら‐の‐と【由良の門】
紀淡海峡。特に、兵庫県洲本市由良の付近をいう。[歌枕]「—を渡る舟人揖(かぢ)を絶えゆくへも知らぬ恋の道かな」〈新古今・恋一〉
京都府北部の由良川の河口。西岸は宮津市由良。[歌枕] [補説]...
ゆり‐かえし【揺り返し】
ゆりかえすこと。特に、地震のあとの余震。揺り戻し。「—が来る」
ゆり‐かえ・す【揺り返す】
[動サ五(四)]一方へ揺れた反動で反対側にもう一度揺れる。また、一度揺れたあとにもう一度揺れ動く。特に、地震のあとに余震が起こる。「数秒後に大きく—・す」
ゆ・る【揺る】
[動ラ五(四)] 1 揺り動かす。ふるい動かす。ゆすぶる。「背広の肩を抑えて、前後に—・りながら」〈漱石・それから〉 2 (「淘る」「汰る」とも書く)水の中などで、ふるい動かして選び分ける。「...
ユーブイ‐カット【UVカット】
《UVはultravioletの略》紫外線をさえぎること。特に、日光を長時間浴びたときに起こる肌や目の炎症を防止するために、紫外線を反射または吸収させて、肌などに到達しないようにすること。
ユーモレスク【(フランス)humoresque】
こっけい味を帯びた軽やかな器楽曲の小品。特に、ドボルザークの作品が有名。
ユーロコミュニズム【Eurocommunism】
1970年代後半に、西欧諸国、特にイタリア・フランス・スペインの共産党がとった自主的な共産主義路線。ソ連共産党の路線に追随せず、複数政党と民主的な政権交代を認めた議会制度を通じて社会主義への移行...
よい‐づき【宵月】
宵の間だけ出ている月。特に、旧暦8月の2日から7日ころまでの月。夕月。《季 秋》「—の雲にかれゆく寒さかな/鬼貫」
よいづき‐よ【宵月夜】
宵の間だけ月の出ている夜。特に、旧暦の8月2日から7日ころまでの夜。また、その月。夕月夜。《季 秋》「ひとり居ればひとり嬉しや—/士朗」