ぼしちんこん【母子鎮魂】
八木義徳の短編小説。昭和21年(1946)「文芸春秋」誌に発表。東京大空襲の犠牲となった妻と息子を描く。同作を表題作とする作品集は、昭和23年(1948)の刊行。
マヒリョウ【Mahіlioŭ/Магілёў】
ベラルーシ東部、マヒリョウ州の都市。同州の州都。ロシア語名モギリョフ。首都ミンスクの北東約180キロメートル、ドニエプル川沿いに位置し、河港を有す。13世紀に要塞が建設され、リトアニア領、ポーラ...
まんもう‐かいたくだん【満蒙開拓団】
満州事変後、日本が満蒙地区に送りこんだ農業移民団。昭和7年(1932)に第一次移民が送り出され、昭和20年(1945)敗戦時には約32万人がいたといわれる。多くがソ連・満州国境地帯に入植し、中国...
み【身】
《「実」と同語源》 [名] 1 生きている人間のからだ。身体。「茂みに—を隠す」「装飾品を—につける」 2 わが身。自分自身。「—を犠牲にする」「だまっている方が—のためだぞ」「—の危険を感じ...
ミサ【(ラテン)missa】
1 ローマ‐カトリック教会で、イエス=キリストの十字架上の犠牲を継承・再現する重要な祭儀。キリストの体と血であるパンとぶどう酒を、司祭の手をもって神に献(ささ)げ、信者もこれに参与し、キリストと...
身(み)を殺(ころ)して仁(じん)を成(な)す
《「論語」衛霊公から》自分の命を犠牲にしても仁道のために努力する。
身(み)を捨(す)ててこそ浮(う)かぶ瀬(せ)もあれ
一身を犠牲にする覚悟で当たってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる。
身(み)を捨(す)・てる
1 一身を犠牲にする。「—・てる覚悟で事に当たる」 2 出家する。「—・てむも惜しかるまじき齢」〈源・若菜下〉 3 からだを投げ出す。ひれ伏すようにする。「—・てて額(ぬか)をつき」〈更級〉
モップル【MOPR】
《(ロシア)Mezhdunarodnaya organizatsiya pomoshchi bortsam revolyutsii》革命運動の犠牲者を支援するための国際機関。1924年、ドイツで...
股(もも)を割(さ)いて腹(はら)に充(み)たす
自分の股の肉を割いて食い満腹する。自分を支えているものを犠牲にして欲望を満たそうとし、破滅することのたとえ。