て‐ごめ【手込め/手籠め】
1 手荒い仕打ちをすること。力ずくで自由を奪い、危害を加えたり物を略奪したりすること。 2 暴力で女性を犯すこと。
とうすいけんかんぱん‐もんだい【統帥権干犯問題】
昭和5年(1930)浜口雄幸内閣のロンドン海軍軍縮条約調印をめぐる政治問題。海軍軍令部の承認なしに兵力量を決定することは天皇の統帥権を犯すものだとして、右翼や政友会は同内閣を攻撃した。
どうよう‐さつじん【童謡殺人】
推理小説の題材として使われる殺人の一。見立て殺人の一種で、童謡に見立てて殺人を犯すこと。アガサ=クリスティの「そして誰もいなくなった」、横溝正史の「悪魔の手毬唄(てまりうた)」などが知られる。
濡(ぬ)れぬ先(さき)こそ露(つゆ)をも厭(いと)え
濡れる前は露をさえ厭うが、いったん濡れてしまうと、いくら濡れてもかまわなくなる。一度過ちを犯すと、もっとひどい過ちを平気で犯すようになることのたとえ。
はずかし・める【辱める】
[動マ下一][文]はづかし・む[マ下二] 1 恥をかかせる。恥辱を与える。「満座の中で—・められた」 2 地位や名誉などを傷つける。けがす。また、自分の力量以上の地位や役職につく。「母校の名を—...
匹夫(ひっぷ)罪(つみ)なし璧(たま)を懐(いだ)いて罪(つみ)あり
《「春秋左伝」桓公一〇年から》凡人は、本来のままならば、罪を犯すことはないのに、身分不相応な財宝を手にしたために罪悪を犯し、災いを招くようになる。
ふた‐たび【再び/二度】
1 同じ動作や状態を繰り返すこと。副詞的にも用いる。「—の来訪」「—過ちを犯す」 2 二番目。二度目。「—の御祓(はら)へのいそぎ」〈源・葵〉
舟(ふね)は水(みず)に非(あら)ざれば行(ゆ)かず水(みず)舟(ふね)に入(い)れば則(すなわ)ち没(ぼつ)す
《「孔子家語」六本から》舟は水がなければ進まないが、その水が入ると舟は沈む。君臣の関係も、臣下がなければ君主は立ちゆかないが、臣下が君主の権威を犯すようなことがあると君主は滅びてしまうというたと...
ペナルティー‐エリア【penalty area】
1 サッカーで、ゴールエリアの外側の長方形の区域。この中で守備側が反則を犯すと攻撃側にペナルティーキックが与えられる。→ゴールエリア 2 ゴルフで、コースの途中にある池・川などの水場のほか、砂地...
ぼう‐こう【暴行】
[名](スル) 1 乱暴な行為。不正な行い。「其—の寛厳は立君独裁の—に異ならずと雖も」〈福沢・文明論之概略〉 2 暴力を用いて人身に危害を加えること。「—を加える」「通行人に—する」 3 力ず...