いっしょう‐ふぼん【一生不犯】
仏教の戒律を守り、一生を通して異性と交わらないこと。「—の座主、かの箱をあけて見給ふに」〈平家・二〉
いっぱん‐けいほうはん【一般刑法犯】
刑法犯全体から過失運転致死傷罪など交通関係の業務上過失致死傷等罪を除いたもの。
い‐はん【違犯】
[名](スル)法を守らないで罪を犯すこと。いぼん。
いん‐ぼん【淫犯】
仏語。定められた戒めを破って性欲を満たすこと。
エーきゅう‐せんぱん【A級戦犯】
第二次大戦後、連合国が「平和に対する罪」を問うために訴追した日本の重要戦争犯罪人のこと。通例の戦争犯罪を裁いたBC級戦犯と区別された。A級戦犯容疑者として100人以上が逮捕されたが、うち28人だ...
かいごう‐はん【会合犯】
二人以上の人の対向行為によって成立する犯罪。賄賂供与罪と収受罪など、その罪の成立するためには相手方の行為を必要とするもの。対向犯。
かくしん‐はん【確信犯】
1 道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。 2 《1から転じて》悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。また、そ...
かしつ‐はん【過失犯】
過失による行為で犯罪として罰せられるもの。過失傷害罪・過失致死罪・失火罪など。→故意犯(こいはん)
かんこう‐はん【慣行犯】
⇒常習犯1
かんせつ‐せいはん【間接正犯】
事情を知らない者、責任能力のない者または故意のない者の行為を利用して犯罪を実行すること。→直接正犯