え‐なら◦ず【え成らず】
[連語]《副詞「え」+動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 なみひと通りでない。「いはけなき鶴(たづ)の一声聞きしより葦間(あしま)になづむ舟ぞ—◦ぬ」〈源・若紫〉 2 なみな...
絵(え)に描(か)いたよう
1 美しくすばらしいようすのたとえ。「—なみごとな眺め」 2 典型的な事柄・状態であることのたとえ。「幸せを—な家庭」
エヌ‐エー‐ケー【NAK】
《negative acknowledge/negative acknowledgement》テレプリンターで、否定応答。接続状態が異常だったり送信中に誤りがあったとき、そのことを受信側から通告...
エヌ‐ティー‐ピー【n.t.p.】
《normal temperature and pressure》標準気圧。セ氏0度、1気圧の状態。
エヌ‐まったん【N末端】
たんぱく質やポリペプチドで、アミノ基-NH2がカルボキシル基-COOHと結合せずに残っている側の末端。N終末端。アミノ末端。アミン末端。→C末端 [補説]たんぱく質やポリペプチドは、多数のアミノ...
エヌ‐レンジ【Nレンジ】
AT車でシフトレバーをNに選択した状態。エンジンからタイヤに駆動力が伝達されず、アクセルを踏んでも車は進まない。故障時に車を押したり、レッカー車などで牽引(けんいん)したりするときに使用する。→...
エネルギー‐じゅんい【エネルギー準位】
原子や分子・電子などの定常状態のエネルギーの値。例えば特定の軌道上をエネルギーを放出せずに運動している電子のエネルギー値。
エネルギー‐ぶんかいのう【エネルギー分解能】
X線分光計などの分光器の解析性能を表す指標の一。スペクトル中のどれだけ近い二つのエネルギーのピークを分離して測定できるかを表し、この値が小さいほど、スペクトルの放射源の組成や状態を詳しく知ること...
エピゾーム【episome】
染色体に組み込まれて増殖する状態と、細胞内で染色体と離れて独立に増殖する状態の両方をとる遺伝単位(遺伝的因子)。プラスミドの一種であり、溶原性ファージ、大腸菌の薬剤耐性因子やF因子などがその例。...
エピデミック【epidemic】
医療・公衆衛生で、一定の地域や集団において、ある疾病の罹患者が、通常の予測を超えて大量に発生すること。インフルエンザなどの感染症が特定の地域で流行すること。これが世界各地で同時に発生した状態をパ...