こ‐たい【個体】
1 哲学で、それ以上質的に分割されない統一体で、分割されればそのものの固有性が失われてしまう存在。個物。 2 生存に必要十分な機能と構造をもつ、独立した1個の生物体。→群体
こっけん‐ろん【国権論】
明治初期から中期にかけて、民権論に対し、国家の独立・維持を第一義とした思潮。不平等条約の改正という国民的課題をかかえる状況の中で広く支持され、やがて国家主義や対外膨張主義へと傾いていった。
コッシュート【Kossuth】
バルトークの交響詩。1903年作曲。オーストリアからの独立運動を進めた革命指導者コッシュート=ラオシュを称えた作品。コシュート。
コッシュート‐の‐いずみ【コッシュートの泉】
《Kossuth-forrás》ハンガリー西部、バラトン湖畔の町バラトンフレドにある鉱泉。独立運動を進めた革命指導者コッシュート=ラオシュの名を冠する。19世紀創設の療養施設や水浴場があり、現在...
小糠(こぬか)三合(さんごう)あるならば入(い)り婿(むこ)すな
男はわずかでも財産があるなら、他家へ入り婿せず、独立して一家を構えよ。男は自立の心構えを持つべきであることのたとえ。また、入り婿の苦労の多いことのたとえ。小糠三合持ったら養子に行くな。
コネティカット【Connecticut】
米国北東部の州。大西洋岸にあり、州都ハートフォード。独立13州の一。養鶏・酪農や金属工業が盛ん。イェール大学がある。コネチカット。→アメリカ合衆国[補説]
コプト‐きょうかい【コプト教会】
キリスト教の教派の一。キリストの神性を強調する単性説をとり、5世紀に古代教会から分離・独立。エチオピアの国教でもある。
コプリフシティツァ【Koprivshtitsa/Копривщица】
ブルガリア中央部の町。19世紀に豪商や富豪たちが建てた民族復興様式の邸宅が多く、美術館都市と呼ばれる。また、1876年にオスマン帝国からの独立を目指した四月蜂起の地として知られる。
コモロ【Comoros】
アフリカ大陸とマダガスカル島の間に散在するコモロ諸島にある国。正称、コモロ連合。首都はグランドコモロ島のモロニ。1975年、フランスから独立。人口77万(2010)。
コモンセンス【Common Sense】
《常識の意》英国の思想家トマス=ペインが1776年に米国フィラデルフィアで刊行した啓蒙書。独立への世論を高め、米国独立革命の成功に貢献した。