かい‐ねこ【飼(い)猫】
家庭で飼っている猫。
かい‐びょう【怪猫】
猫の怪物。ばけねこ。
からす‐ねこ【烏猫】
黒色の毛の猫。 [補説]江戸時代、労咳(ろうがい)(肺結核)の者が飼うと病気が治るとする俗信があった。
から‐ねこ【唐猫】
中国から渡来した猫。舶来の猫。また、単に猫。「—の、いと小さく、をかしげなるを」〈源・若菜上〉
借(か)りてきた猫(ねこ)
ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容。
きいろいねこ【黄色い猫】
吉行理恵の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は「群像」誌、昭和63年(1988)11月号に掲載。作品集は翌年刊行で、第28回女流文学賞を受賞した。
きじ‐ねこ【雉猫】
キジの背のような、茶褐色の斑(ふ)のある猫。
くろあし‐ねこ【黒足猫】
ネコ科の哺乳類。体長約40センチメートルと小形。体は黄褐色で黒斑があり、足の裏が黒い。アフリカ南部の乾燥地帯に生息。
くろねこ【黒猫】
《原題The Black Cat》ポーの短編小説。1843年発表。発作的に黒猫を惨殺したことから、あやまって妻を殺害して破滅するに至る男の病的な心理を推理小説的手法で描く。
くろ‐ねこ【黒猫】
毛が黒色の猫。からすねこ。 [補説]作品名別項。→黒猫