せい‐ぎょく【青玉】
1 サファイアのこと。 2 竹のこと。
ぜん‐だま【善玉】
1 善人のこと。江戸時代、草双紙などの挿し絵で、円の中に「善」の字を書いて顔とし、善人を表したのに基づく。⇔悪玉。 2 芝居や映画で善人の役。
然(そ)うは烏賊(いか)の金玉(きんたま)
「そうは行かぬ」の「いか」に「烏賊(いか)」を掛け、そうはいかないということをしゃれていう言葉。
それ‐だま【逸れ玉】
目標からそれた玉。目標からはずれて別の方向へ飛んだ弾丸。流れ玉。
たか‐だま【竹玉】
細い竹を管玉(くだたま)のように輪切りにして、ひもで継ぎ合わせたもの。神事に用いる。一説に、竹につけた玉という。「我(あ)が独り子の草枕旅にし行けば—をしじに貫(ぬ)き垂(た)れ」〈万・一七九〇〉
た‐だま【手玉】
手くびに巻きつけた装飾用の玉。「足玉も—もゆらに織る服(はた)を」〈万・二〇六五〉
たて‐ぎょく【建(て)玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売買約定をしたまままだ未決済のもの。買ったままで未決済の状態を買建玉、売ったままで未決済の状態を売建玉という。ポジション。
掌(たなごころ)の玉(たま)
手の中の宝玉。大切なもの、また愛児・愛妻をたとえていう語。掌中の珠。
たま【玉/球/珠】
[名] 1 球体・楕円体、またはそれに類した形のもの。 ㋐球形をなすもの。「—の汗」「露の—」「目の—」 ㋑丸くまとめられたひとかたまり。「毛糸の—」「うどんの—」 ㋒レンズ。「眼鏡の—をぬぐ...
たん‐ぎょく【単玉】
構成枚数が一つである写真レンズ。