あい‐だま【藍玉】
アイの葉を発酵させ、つき砕いて固めたもの。たまあい。
あかし‐だま【明石玉】
明石から産する、人造のサンゴ。珊瑚珠(さんごじゅ)に似せて作った練り物。ふつう紅色であるが、白・紫・藍(あい)などのものもある。装飾品に用いる。模造珊瑚。
あか‐だま【赤玉/赤珠】
1 赤色の玉。また、明るく輝く玉。 2 琥珀(こはく)。 3 赤褐色をした碧玉(へきぎょく)。水にぬれると赤みを増すので、庭石や水石(すいせき)などとして珍重される。佐渡などに産する。赤石。赤玉...
あかつきのめだま【暁の目玉】
福田清人の自伝的な児童小説。昭和43年(1968)刊。「春の目玉」「秋の目玉」とあわせた三部作の最終作。
あきのめだま【秋の目玉】
福田清人の自伝的な児童小説。昭和41年(1966)刊。「春の目玉」「暁の目玉」とあわせ三部作をなす。第4回野間児童文芸賞受賞。
あくだま【悪玉】
a villain;《口》 a bad guy(▼作品中の悪玉が1人だけの場合はtheを用いる)知らないうちに僕は悪玉にされていたBefore I knew it, I was being ma...
あげだま【揚げ玉】
bits of fried batter left after cooking tempura
あめだま【×飴玉】
⇒あめ(飴)
おうぎょく【黄玉】
topaz
おおめだま【大目玉】
I〔大きな目玉〕big eyes彼はびっくりして大目玉をむいたHis eyes opened wide with surprise.II〔ひどくしかること〕父に大目玉を食らったI got a g...
あくだま【悪玉】
[共通する意味] ★たちの悪い人。悪事を働く人。悪い奴(やつ)。[英] a bad man; an evildoer[使い方]〔悪人〕▽国家を売った悪人▽悪人呼ばわりされる〔悪者〕▽悪者を懲らし...
おやだま【親玉】
[共通する意味] ★仲間などを統率し、上に立つ人。[英] a chief[使い分け]【1】「親方」は、職人や人夫、力士などの上に立ち、技能を教えたり、世話、監督をしたりする人をいう。【2】「親分...
かえだま【替え玉】
[共通する意味] ★本人の代わりに、本人に見せかけて用いるにせもの。[使い方]〔替え玉〕▽替え玉だと見破られる▽替え玉受験〔身代わり〕▽社長の身代わりにされる〔形代〕▽形代を立ててごまかす〔スケ...
きもったま【肝っ玉】
[共通する意味] ★物事に動じない心。[英] courage[使い方]〔度胸〕▽二階の窓から飛びおりるとは度胸のいい男だ▽度胸をすえる▽度胸だめし〔肝っ玉〕▽肝っ玉がつぶれるぐらい驚いた▽そんな...
くびったま【首っ玉】
[共通する意味] ★脊椎(せきつい)動物の頭と胴体をつなぐ細くなっている部分。[英] the neck[使い方]〔首〕▽キリンは首が長い▽窓から首を出すな▽首をかしげる(=不審に思う)〔首っ玉〕...
けいざんのぎょく【荊山之玉】
優秀で賢明な人のたとえ。
せいきんりょうぎょく【精金良玉】
性格が穏やかで純粋なたとえ。すぐれた金属と立派な玉の意から。▽「精金」は混じり気のない金属。「良玉」は美しい玉。「良玉精金りょうぎょくせいきん」ともいう。北宋ほくそうの学者であった程顥ていこうの人柄が、温和で純粋であることを言った言葉。
たいきんせきぎょく【堆金積玉】
莫大ばくだいな富を集めること。金銀珠玉を積み上げる意から。▽「堆」「積」はともに積み上げる意。
ひかつかいぎょく【被褐懐玉】
うわべは粗末だが、内にはすぐれた徳を備えているたとえ。すぐれた才能を表に現さず、包み隠しているたとえ。うわべは粗末な服を着ていながら、ふところに玉を隠している意から。▽「被」はまとう、「褐」は粗末な衣服の意。「懐」はふところにする意。「褐かつを被こうむり玉たまを懐いだく」と訓読する。
らんでんしょうぎょく【藍田生玉】
よい家柄からは、立派な子弟が生まれるということ。