ワイオラ‐きょうかい【ワイオラ教会】
《Waiola Church》米国ハワイ州、マウイ島西部の都市ラハイナにある教会。同島最古のプロテスタント教会として知られる。隣接するワイオラ墓地に、カメハメハ1世の第1王妃ケオプオラニの墓がある。
ワイピオ‐けいこく【ワイピオ渓谷】
《Waipio Valley》米国ハワイ州、ハワイ島北部の渓谷。コハラ山地の北麓を流れるワイピオ川が刻んだ渓谷で、急峻(きゅうしゅん)な断崖と黒砂の海岸に囲まれる。古代の王都であり、神聖な場所と...
ワイルアがわ‐しゅうりつこうえん【ワイルア川州立公園】
《Wailua River State Park》米国ハワイ州、カウアイ島東部にある州立公園。同島で先住民が最初に定住した地であり、古代王族の神殿や聖所などの遺跡がある。シダに覆われた巨大な洞窟...
わいわい‐てんのう【わいわい天王】
江戸時代、羽織・袴(はかま)に粗末な両刀をさし、天狗(てんぐ)の面をつけ、「わいわい天王騒ぐがおすき」などと言って、牛頭(ごず)天王のお札を扇であおいでまき散らし、家々を回って金銭を乞うた者。
わかくさ‐がらん【若草伽藍】
法隆寺の創建当時のものとされる伽藍。日本書紀に天智天皇9年(670)法隆寺焼失の記事があり、昭和14年(1939)現在の西院伽藍南東部から四天王寺式配置の伽藍跡が発掘された。
わかち【分(か)ち/別ち】
1 物事の区別。けじめ。「昼夜の—なく歩きつづける」 2 わきまえること。分別。「姫は—もなき中に」〈浄・用明天王〉 3 事情。顛末(てんまつ)。「天皇は始終の—を聞こし召し」〈浄・千本桜〉
わかれ‐の‐くし【別れの櫛】
1 平安時代、斎宮(いつきのみや)となった皇女もしくは女王が、伊勢への出発を前に参内して別れを告げるとき、天皇がみずから斎宮の髪に挿して与えた櫛。 2 別離や不吉なことの前兆としての櫛。投げ捨て...
わかんどおり
《「わか」は「若」、「んどおり」は系統・血統の意の「とおり」に接頭語「み」の付いた「みとおり(御裔)」の変化したものか。一説に、「わか」は「王家」の変化とも》皇室の血統。皇族。わこうどおり。「離...
ワガドゥーグー【Ouagadougou】
西アフリカのブルキナファソの首都。同国の中央部に位置し、コートジボワールの港湾都市アビジャンと鉄道で結ばれる。11世紀よりモシ族の王都になり、独立後も首都が置かれた。ラッカセイなど農産物の集散地...
わき‐かた【脇方】
能楽師のうち、ワキ・ワキヅレを専門に務める者。また、その家柄。進藤・春藤・福王・高安・宝生の五流があったが、進藤・春藤は廃絶した。→シテ方 [補説]ふつう「ワキ方」と書く。