アネクメネ【(ドイツ)Anökumene】
地球上で、人類が永続的に住んでいない地域。現在では両極地方・砂漠・高山など。非居住地域。アネクメーネ。⇔エクメネ。
アバ【Aba】
ナイジェリア南部、アビア州(旧イモ州東部)の都市。アバ川沿いに位置する。20世紀初めにポートハーコートと鉄道で結ばれ、農産物の集散地として発展。現在は同国南部を代表する商工業都市の一つ。
アパダーナ【Apadana】
アケメネス朝ペルシアの都市遺跡ペルセポリスにある宮殿跡。ダレイオス1世によって建造。謁見や祭儀の場として使われた。高さ19メートル、計36本の柱があったが、現在はそのうちの12本が残っている。階...
アビレス【Avilés】
スペイン北西部、アストゥリアス州の都市。ペニャス岬の西、ビスケー湾につながる深い入り江に面する。20世紀半ばに国営製鉄所(現在はミタルアルセロール社)が置かれ、同国の金属工業の中心地の一つとなっ...
アフ‐テ‐ピト‐クラ【Ahu Te Pito Kura】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島北東部にある遺跡。名称は「光のへそ」を意味し、直径3メートルの円形の石垣の中心に直径75センチメートルの丸石が置かれている。現在は倒れているが、同島最大級の高...
アフロディシアス【Aphrodisias/Ἀφροδισιάς】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ西部の村ゲイレ近郊に位置する。紀元前1世紀に、美と愛の女神アフロディテを祭る神殿が建造され、古代ローマ皇帝ハドリアヌス治下の後2世紀初めに増築された。3万人...
アブサン【(フランス)absinthe】
ニガヨモギで味つけした、アルコール分70パーセント前後の緑色のリキュール。毒性があるため、現在はアニスなどで味つけした低アルコール度のものをいう。アプサーント。
アブダット【Avdat】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある都市遺跡。ナバテア人によって建設され、紀元前3世紀から前2世紀にかけて乳香や没薬(もつやく)などの交易によって栄えた。古代ローマ、東ローマ帝国時代の浴場や神殿など...
アブ‐ハッサン【Abu Hassan】
ウェーバーのオペラ。全1幕。1811年にミュンヘンで初演、台本はF=K=ヒーマー。「千夜一夜物語」を題材とする。現在は序曲のみ演奏されることも多い。
あぶら‐な【油菜】
アブラナ科の越年草。高さ約1メートル。葉は裏面が白みを帯びる。春、花びら4枚が十字形に並ぶ黄色の花が総状に咲く。実は細長いさやで、中に黒褐色の小粒の種子があり、これから菜種油をとる。中国から渡来...