イチェリ‐シャハル【İçəri Şəhər】
アゼルバイジャンの首都バクーの旧市街。かつては二重の城壁に囲まれていたが、現在は12世紀に築かれた内側の城壁のみが残る。城壁内にはゾロアスター教、ササン朝ペルシア、オスマン帝国などの影響を受けた...
いちえんいちげん‐せつ【一円一元説】
二宮尊徳の世界観の根本思想。すべての事物は一つの根源から発生し、分化・発展して現在の無数の姿になっているという考え方。
いちがや【市谷】
《「市ヶ谷」とも書く》東京都新宿区東部の地名。市谷本村(ほんむら)町・市谷砂土原(さどはら)町・市谷八幡(はちまん)町などの町名がある。江戸時代は寺社・武家屋敷地で市ヶ谷見付(みつけ)があった。...
いちごひとふり【一期一振】
鎌倉時代の刀工、粟田口吉光の作による日本刀(太刀)。享保名物帳所載。短刀の名手として知られた吉光の銘がある希少な太刀として知られる。豊臣秀吉や徳川家康などが所有し、現在は皇室御物として宮内庁が管理。
いちじょうほう‐サービス【位置情報サービス】
GPSなどの位置情報機能を搭載したスマートホンやタブレット型端末の利用者に対して、現在位置を知らせるサービス。地図の検索や交通情報の提供などに利用される。ロケーションベースサービス。LBS(lo...
いちじょう‐もどりばし【一条戻橋】
京都市上京区の、堀川に架かる橋。平安京の最も北にあたる一条通りに、洛中と洛外を分ける橋として架けられた。何度も作り直され、現在の橋は平成7年(1995)に架けられたもの。渡辺綱が鬼の腕を切り落と...
いちまんえん‐けん【一万円券】
1 日本銀行券の一。額面は1万円で、昭和33年(1958)12月1日発行開始。令和6年(2024)7月3日より現在の図柄となり、表面に渋沢栄一の肖像、裏面に東京駅丸の内駅舎が描かれている。一万円...
いっ‐せ【一世】
1 仏語。過去・現在・未来の三世(さんぜ)のうちの一つ。 2 一生涯。一生。「夫婦—の別れが泣かずに居られましょうか」〈紅葉・二人比丘尼色懺悔〉 3 (子を二世、孫を三世というのに対し)その人の...
いっち‐は【一致派】
日蓮宗の一派。法華経二十八品の後半の本門と前半の迹門(しゃくもん)に説かれる理は一致したもので、勝劣はないと説く。現在の日蓮宗はこれに該当。一致方。→勝劣派
いつ【一/壱】
1 ひとつ。「ここに—の秘法を案出致し候(そろ)」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 同じこと。まとまっていること。「軌を—にする」「心を—にする」 3 一方。あるもの。別なもの。「—は甘く、—は苦い...