ほうりゅう‐じ【法隆寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の総本山。南都七大寺の一。もと法相(ほっそう)宗。推古天皇15年(607)に聖徳太子が斑鳩宮のそばに建立したと伝えられ、天智天皇9年(670)焼失したが...
ほくせいしょ【北斉書】
中国の二十四史の一。唐の太宗の勅により魏徴の総轄のもとに李百薬の撰。636年完成。北斉の歴史を記したもので、本紀8巻、列伝42巻の全50巻。現存本は後世補足されたもの。
ほけ‐きょう【法華経】
《(梵)Saddharmapuṇḍarīka-sūtraの訳「妙法蓮華経」の略》大乗仏教の最も重要な経典の一。漢訳は、竺法護(じくほうご)訳10巻(正法華経)、鳩摩羅什(くまらじゅう)訳8巻、闍...
ほんがん‐じ【本願寺】
京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山。山号は、竜谷山。通称、西本願寺。文永9年(1272)親鸞(しんらん)の娘覚信尼が、親鸞像を安置した御影堂を吉水(よしみず)に建てたのを起源とする。北陸...
ポン‐ヌフ【Pont Neuf】
《フランス語で新しい橋の意》パリ市内を流れるセーヌ川に架かる橋。シテ島の西端を中継点として北岸と南岸をつなぐ。南側に五つ、北側に七つの石造りのアーチをもち、1604年に完成した。現存するものとし...
まくらのそうし‐えまき【枕草子絵巻】
鎌倉後期の絵巻。1巻。枕草子の一部を繊細な白描で描く。絵・詞書(ことばがき)各七段が現存。
マサダ【Masada】
イスラエル東部、死海西岸にある遺跡。標高約390メートルの切り立った岩山の上に位置する。紀元前2世紀に要塞が築かれ、のちにヘロデ王が改築して離宮を置いた。城壁の内部には宮殿、浴場、武器庫、現存す...
まつえ‐じょう【松江城】
島根県松江市にある城。慶長16年(1611)堀尾吉晴が築城。のち、京極氏・松平氏の居城。現存の天守閣は国宝で、下見板張りの古い様式をとどめる。千鳥城。
まつもと‐じょう【松本城】
長野県松本市にある旧松本藩の城。永正元年(1504)小笠原氏の一族島立貞永が築城、深志城と称した。のち、松本城と改称。天正18年(1590)入城した石川数正が現存の天守閣を含む城を造り、その子康...
まつやま‐じょう【松山城】
愛媛県松山市にある旧松山藩の城。慶長7年(1602)から同19年にかけて加藤嘉明が築城。蒲生氏に続いて松平(久松)氏が在城。のち、天守閣は焼失したが再建。勝山城。伊予松山城。 岡山県高梁(た...