げん‐じゅう【現住】
[名](スル) 1 現にそこに住んでいること。また、その住居。「区域内に—する総人口」「—建造物」 2 仏語。現在、この世にあること。 3 寺院の、現在の住職。
げんじゅうけんぞうぶつしんがい‐ざい【現住建造物浸害罪】
⇒現住建造物等浸害罪
げんじゅうけんぞうぶつとうしんがい‐ざい【現住建造物等浸害罪】
人が住んでいる住居や、人がいる建物・列車・鉱坑などを水浸しにする罪。刑法第119条が禁じ、死刑または無期、もしくは3年以上の懲役に処せられる。現住建造物浸害罪。溢水罪。
げんじゅうけんぞうぶつとうほうか‐ざい【現住建造物等放火罪】
人が住んでいる住居や、人がいる建物・列車・船・鉱坑などに放火する罪。刑法第108条が禁じ、死刑または無期、もしくは5年以上の懲役に処せられる。現住建造物放火罪。
げんじゅうけんぞうぶつほうか‐ざい【現住建造物放火罪】
⇒現住建造物等放火罪
げんじゅう‐しょ【現住所】
現在住んでいる場所。
げん‐じょう【現場】
「げんば(現場)1」に同じ。「今夜こそ—を見届けたぞ」〈啄木・葬列〉
げん‐じょう【現成/見成】
仏語。眼前に隠れることなく、ありのまま現れていること。自然にできあがっていること。禅宗で用いる。
げん‐じょう【現状】
現在の状態、ありさま。「—を打破する」「—に甘んじる」「—分析」「—維持」
げんじょう‐こうあん【現成公案】
禅宗で、自然のままに完成されている公案。常に一切の上に仏法が現れていること。