むむじゅん‐せい【無矛盾性】
理論体系一般において、ある公理系内に相互に矛盾する公理が存在しないこと。また、そこからの命題の導出に論理的矛盾がないこと。整合性。
めい‐てつ【明徹】
[名・形動]物事にあいまいな点がなく、はっきりしていること。また、そのさま。「—な理論」
メタボリズム【metabolism】
1 「代謝」に同じ。 2 「メタボリズム理論」に同じ。
メタボリズム‐りろん【メタボリズム理論】
建築や都市は、生物と同じように代謝(メタボリズム)を繰り返して成長する有機体であり、時代や用途の変化に応じて設計すべきであるという考え方。1960年代に菊竹清訓・黒川紀章らが展開した建築運動の理論。
モノポール【monopole】
単極子。通常、磁気単極子をさす。磁石のNまたはSだけの単独の磁荷をもつ素粒子。1931年にディラックは理論的にその存在が可能であることを示したが、いまだ確認されていない。磁気双極子(ダイポール)...
やきなまし‐ほう【焼き鈍し法】
溶融状態にある金属を徐々に冷却し、より欠陥のない結晶を得る焼き鈍しという現象を模し、最適化問題を近似的に解く手法。最小化すべき関数を設定し、変数の値を確率的に遷移させ、それら変数のばらつき具合を...
やくわり‐りろん【役割理論】
役割2に着目して、社会と個人の関係を説明しようとする社会学や行動諸科学の理論。
やまだ‐よしお【山田孝雄】
[1873〜1958]国語学者・国文学者。富山の生まれ。東北大教授・神宮皇学館大学学長。独自の体系的文法理論を打ち立て、厳密な語学的注釈による国文学の研究を行った。文化勲章受章。著「日本文法論」...
ゆうきたい‐せつ【有機体説】
社会は生物有機体のような構造をもつ有機的結合の実体であるとする社会理論。18、9世紀に西欧に発達。スペンサー・リリエンフェルト・シェフレなどによって主張された。
ようし‐ほうかい【陽子崩壊】
大統一理論で導き出される陽子が崩壊する現象。クオークをレプトンに変化させる極めて弱い相互作用により、陽子が陽電子とπ(パイ)中間子、またはニュートリノとπ中間子に崩壊するとされる。岐阜県のスーパ...