りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。葉はやや細長く、先がとがる。4、5月ごろ、漏斗状の白い花が咲き、花びらの上部内面に緑色の斑点がある。庭園に植えられ、白琉球ともいう。花が紅紫色や八重咲きの品種もある。
りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】
沖縄産の紬。平織りで紺地に茶色の縞のものが多い。質は柔軟・堅牢(けんろう)。久米島で産する久米島紬が有名。
りゅうきゅう‐まつ【琉球松】
マツ科の常緑高木。琉球諸島に分布し、葉は長さが20センチもあり、2本ずつ束になって出る。
りゅうきゅう‐むら【琉球村】
沖縄県国頭(くにがみ)郡恩納村にあるテーマパーク。昭和57年(1982)開園。面積9万5000平方メートル。県内の各地から多数の古民家を移築し、昔ながらの沖縄の村を再現している。
りゅうきゅう‐れっとう【琉球列島】
南西諸島のこと。
りゅうきゅうれっとう‐べいこくぐんせいふ【琉球列島米国軍政府】
昭和20年(1945)に沖縄本島を占領した米軍が設置した軍政機関。昭和25年(1950)、民政府(琉球列島米国民政府)に改組された。米国軍政府。
りゅうきゅうれっとう‐べいこくみんせいふ【琉球列島米国民政府】
第二次大戦後、米国軍が沖縄に設置した統治機関。極東軍司令官マッカーサーの司令により昭和25年(1950)に設立、昭和20年(1945)の沖縄占領時に樹立した米国軍政府の職務を引き継いだ。沖縄返還...
りゅう‐きん【琉金】
金魚の一品種。体は短くて丸く、尾びれが大きく、赤色か赤白の斑。中国の原産。江戸時代に琉球を経て渡来。おなが。
りゅう‐そう【琉装】
沖縄県に、琉球王朝時代から伝わる伝統衣裳。もとは身分や階級によって色柄模様が区別され、紅型(びんがた)などが用いられた。和装にも似るが、和服よりも袖口が広く、風通しがよい。
りゅう‐だい【琉大】
「琉球大学」の略称。