かめ【瓶/甕】
1 古代から物入れ・貯蔵・煮炊きなどに使った底深く口径の広い土製・陶磁製や金属製の容器。 2 酒を杯につぐ細長い器。瓶子(へいじ)。とくり。「—に酒入れて盃に添へて」〈後拾遺・雑五・詞書〉
びょう‐すい【瓶水】
瓶の水。瓶を師にたとえ、水を仏法の奥義にたとえる。「弘法大師…、青竜寺の大和尚に謁して、三密五智の—を受く」〈盛衰記・二四〉
へい‐すい【瓶水】
⇒びょうすい(瓶水)
びん【瓶/壜/罎】
《「びん(瓶)」は唐音》液体などを入れる、ガラス製や陶製の容器。
びん【瓶】
[常用漢字] [音]ビン(唐) ヘイ(漢) ビョウ(ビャウ)(呉) [訓]かめ 〈ビン〉口が狭く腹の膨れた陶製・ガラス製・金属製などの容器。かめ。びん。「花瓶・角瓶・溲瓶(しゅびん・しびん)・...
びん‐づめ【瓶詰(め)/壜詰(め)】
瓶につめること。また、瓶につめたもの。
びんづめじごく【瓶詰地獄】
夢野久作による書簡体の短編小説。昭和3年(1928)10月、「猟奇」誌に発表。
びん‐ビール【瓶ビール】
瓶詰めのビール。大瓶(633ミリリットル)、中瓶(500ミリリットル)、小瓶(334ミリリットル)などの規格がある。
へい【瓶】
⇒びん
へい‐か【瓶花/瓶華】
1 花瓶に生けた花。 2 生け花で、壺や瓶など深い花器に生ける生け方。また、その花。