ないぶ‐まさつ【内部摩擦】
物質内部の各部分に働く運動摩擦。流体では、流速の大きい部分と小さい部分との間に生じる抵抗、すなわち粘性としてあらわれ、固体では結晶粒子間のかみ合いによる摩擦をいう。
ないぶんぴつ‐いじょう【内分泌異常】
甲状腺・下垂体・副腎・膵臓などから分泌されるホルモンのバランスに異常が生じること。
ないりん‐さ【内輪差】
自動車などがカーブを曲がる際、回転中心側の前輪と後輪が描く円弧の半径に生じる差。大型トラックなど、車体の全長が長いほど内輪差は大きくなる。
ながいき‐リスク【長生きリスク】
俗に、長生きすることにより生じるリスク。想定よりも長生きしたことで貯蓄を使い果たしてしまい経済的困窮状態に陥るなどのリスクをいう。長寿リスク。
なごや‐ぎていしょ【名古屋議定書】
《正称「生物の多様性に関する条約の遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する名古屋議定書」》遺伝資源の利用と公正な利益配分(ABS:access and bene...
なっとう‐きん【納豆菌】
納豆を製造するために用いる好気性の桿菌(かんきん)。たんぱく質を分解して特有の粘質性と匂いを生じる。
なまず【癜】
斑点を生じる皮膚病。表皮が癜風(でんぷう)菌という真菌に感染して起こり、冒された皮膚の色により、白なまず・黒なまずという。
なみ【波/浪/濤】
1 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」 2 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—...
な・る【生る】
[動ラ五(四)] 1 草木の実(み)ができる。結実する。みのる。「柿が—・る」 2 新たに生じる。「親無しに汝(なれ)—・りけめや」〈推古紀・歌謡〉
なると‐かいきょう【鳴門海峡】
徳島県鳴門市孫崎と兵庫県の淡路島の門崎(とざき)との間の海峡。内海側の播磨灘(はりまなだ)と外洋側の紀伊水道との干満による海面差が大きいことから、潮の流れが急で、渦潮を生じる。昭和60年(198...