にとう‐るい【二糖類】
加水分解によって2分子の単糖類を生じる糖。麦芽糖・蔗糖(しょとう)・乳糖など。
にどうげんたい‐せんしょくたい【二動原体染色体】
二つの動原体をもつ染色体。二つの染色体が同時に切断し、動原体を含む断片同士が融合したもの。体細胞分裂・減数分裂のほか、放射線の被ばくにより生じる染色体異常としても知られる。
にゅう‐か【乳痂】
乳児のほおが赤くなり、かさぶたを生じるもの。
にゅうとう‐ふたいしょう【乳糖不耐症】
牛乳に含まれる乳糖を分解できないことによって生じる、下痢や嘔吐(おうと)などを伴う消化不良。加齢とともに、乳糖を分解する消化酵素、ラクターゼが十分作られなくなることが知られる。
にゅうび‐にょう【乳糜尿】
尿が脂肪を多く含んで乳白色に濁った状態。リンパ管の閉塞などが原因となって生じる。
にんいこうけん‐けいやく【任意後見契約】
将来、認知症・知的障害・精神障害などの精神上の障害によって判断能力が不十分な状態になった場合に備えて、あらかじめ自分が選んだ代理人(任意後見人)に、自己の生活、療養看護や財産の管理に関する事務に...
にんしん‐せん【妊娠線】
妊娠後半期に妊婦の腹部などの皮膚にあらわれる青味または赤味を帯びた線。外皮が急に伸長し、皮下組織が断裂することによって生じる。分娩前は新妊娠線、分娩後に白く退色した線は旧妊娠線ともいう。
にんちてき‐ふきょうわ【認知的不協和】
個人のもつある認知と他の認知との間に不一致・不調和が生じること。その結果、不協和を解消あるいは低減しようとして行動や態度に変化が起こる。
にんよう‐せい【忍容性】
薬物の服用・投与によって患者に生じる副作用の程度。副作用が比較的軽く、十分に許容できる程度の場合、忍容性が高いという。逆に、副作用が耐え難い場合、忍容性が低いという。認容性。
ニーマンピック‐びょう【ニーマンピック病】
《Niemann-Pick disease》遺伝性の脂質(スフィンゴミエリン)代謝障害。肝臓や脾臓(ひぞう)への脂質蓄積による、腫大(しゅだい)・発育障害・知能障害を生じる。ドイツの医師、A=ニ...