メチルシクロヘキサン【Methylcyclohexane】
シクロアルカンの一種である有機化合物。無色の液体で、ベンゼンに似た臭気をもつ。重油の留分として得られるほか、トルエンの水素化によって生じる。水素の安定的な貯蔵に向き、同体積の約500倍の水素ガス...
メモリー‐リーク【memory leak】
コンピューターの使用可能なメモリー空間が徐々に減少すること。アプリケーションソフトやオペレーティングシステムのメモリー管理に問題がある場合に生じることが多い。
メラノイジン【melanoidin】
メイラード反応によって生成する褐色の物質。アミノ酸・ペプチド・たんぱく質などが、酵素によらずに糖と結合することで生じる。
メルケルさいぼう‐がん【メルケル細胞癌】
皮膚の表皮にあるメルケル細胞から生じる、まれな皮膚がん。頭部・顔面・腕など日常的に日光にさらされている部位に好発。白人の高齢者に多い。肌色または赤・紫の硬いしこりができ、急速に増大する。リンパ節...
めんえき‐とうひ【免疫逃避】
ウイルスなどの病原体やがん細胞が、何らかの機構によって免疫系から逃れること。免疫系は、病原体やがん細胞を排除できなくなったり、異物として認識できなくなったりする。ワクチンなどで得た抗体が効かなく...
めんはっせい‐なだれ【面発生雪崩】
雪粒が固結して板状になった雪の層(スラブ)が破砕して生じる雪崩。斜面全体が滑り落ち、点発生雪崩に比べて大きなエネルギーをもつ。
もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛されていないと—してひとりで苦しむ」 2 仏語。とらわれの心によって、真実でない...
もうちょう‐えん【盲腸炎】
盲腸の炎症。虫垂炎の波及などで生じる。また、虫垂炎の俗称。
もう‐ねん【妄念】
仏語。迷いの心。誤った思いから生じる執念。妄執。「—にとりつかれる」
もえ‐い・ず【萌え出づ】
[動ダ下二] 1 草木が芽を出しはじめる。芽ぐむ。「石(いは)走る垂水の上のさわらびの—・づる春になりにけるかも」〈万・一四一八〉 2 心の中に生じる。きざす。「春くれば雪の下草下にのみ—・づる...