もう‐ねん【妄念】
仏語。迷いの心。誤った思いから生じる執念。妄執。「—にとりつかれる」
もえ‐い・ず【萌え出づ】
[動ダ下二] 1 草木が芽を出しはじめる。芽ぐむ。「石(いは)走る垂水の上のさわらびの—・づる春になりにけるかも」〈万・一四一八〉 2 心の中に生じる。きざす。「春くれば雪の下草下にのみ—・づる...
もく‐ガス【木ガス】
木材を乾留したときに生じる可燃性の気体。主成分は一酸化炭素・メタン。きガス。
もく‐タール【木タール】
木材の乾留で生じる黒褐色の油状の物質。アルコール・芳香族炭化水素・フェノール類などを含む。溶剤・燃料・防腐剤などに用いるほか、精製して薬用クレオソートを得る。
もこ‐もこ
[副](スル) 1 衣類などが厚くふくらんださま。「—(と)したどてらを着込む」「インナーのせいで肩のあたりが—する」 2 柔らかなものが、次から次に生じるさま。「西の空に雲が—(と)わき出す...
もじ‐ばけ【文字化け】
コンピューターで、文字が他の文字や意味不明な記号に変化して表示・出力されること。主な原因として、異なる文字コードで読み込む、機種依存文字を使用する、機器の不良や回線ノイズが生じる、ソフトウエアの...
モスキート‐ノイズ【mosquito noise】
デジタルカメラの静止画像や動画のデジタルデータを圧縮した際、大きな明暗差がある輪郭部分で目立つ画像の乱れ。蚊が群がっているように見えることから、その名が付いた。圧縮のアルゴリズムに離散コサイン変...
もちかぶ‐がいしゃ【持(ち)株会社】
他会社の株式を所有することにより、その会社の事業活動を支配することを主な事業とする会社。日本では、独占禁止法によって設立などすべて禁止されていたが、平成9年(1997)の法改正に伴い、過度の資本...
もっしょく‐し【没食子】
《食べられない果実の意》小アジア産のカシ・ナラ類の若枝に、タマバチが産卵のときに刺すことによって生じる虫癭(ちゅうえい)(虫こぶ)。直径約2センチほどの球状。タンニン酸やインクの原料。ぼっしょくし。
モニター‐プログラム【monitor program】
運転中のコンピューターシステムの動作状況を調べるためのソフトウエア。オペレーティングシステムの一部であるため操作性は高いが、被測定システムを使用するので、測定結果に誤差が生じる場合もある。