じんま‐しん【蕁麻疹】
急にかゆくなって平たい紅色の浮腫(ふしゅ)を生じる発疹(ほっしん)。漆(うるし)などの植物や鯖(さば)・卵などの食品、また、寒冷刺激などによって起こり、数分から数時間で消失する。
す【鬆】
1 大根・牛蒡(ごぼう)などの芯(しん)にできるすきま。「—が入(い)る」 2 豆腐・卵などを煮すぎたためにできる多数の細かい穴。鋳物などに急に高い熱を加えたときにも生じる。「—が立つ」
すいかん‐えん【吹管炎/吹管焔】
吹管でガス炎などを吹いたとき生じる炎。吹管の先端を炎の中に入れて吹けば酸化炎となり、先端を炎の中に入れずに吹けば還元炎となる。
すい‐がん【膵癌】
膵臓(すいぞう)にできる癌(がん)。膵管から発生するものが大半だが、膵臓内に嚢胞(のうほう)を形成するものやランゲルハンス島から生じるものなどもある。早期発見が難しく、予後不良なことが多い。膵臓癌。
すいぎん‐とう【水銀灯】
水銀蒸気を封入した真空管内のアーク放電によって生じる発光を利用する電灯。低圧のものは紫外線が非常に強いので蛍光灯・殺菌灯などに、高圧のものは青白色の強い光を放つので野外照明・映写光源などに使用。...
すい‐くう【水空】
広い雪原や氷海において、開水面の上空の雲の底面がやや黒っぽく見える現象。その部分だけ直下の雪や氷からの光の反射を受けないために生じる。→氷映
すいさんか‐バリウム【水酸化バリウム】
酸化バリウムを水中に投じて得られる白色の粉末。水溶液はバリタ水といい、強アルカリ性で、二酸化炭素を吸収すると炭酸バリウムの白色沈殿を生じる。分析用試薬・バリウム石鹸製造・有機合成などに利用。化学...
すいせき‐しょう【膵石症】
膵臓の主膵管や分枝膵管に結石が生じることによって引き起こされる疾患。上腹部の激しい痛みや腹部の圧痛を伴うことがある。→膵石
すい‐そ【水素】
非金属元素の一。最も軽い気体元素。無色・無臭・無味。燃焼させると淡青色の炎を上げ、酸素と化合して水を生じる。水を電解するか、亜鉛に希硫酸を作用させると得られ、工業的には石油を分解してつくる。アン...
すいそう‐りゅう【吹送流】
風のために水面が移動し、他の場所の水がこれを補うかたちで生じる流れ。→風成(ふうせい)海流