せきつい‐わんきょく【脊椎湾曲】
脊椎が屈曲すること。後湾・前湾・側湾がある。結核・くる病・筋萎縮(きんいしゅく)症などにみられるが、発育期に姿勢の悪い児童などにも生じる。
せきねつ‐ぜいせい【赤熱脆性】
硫黄を多く含む炭素鋼が1000度付近の高温で脆化し、亀裂などが生じる現象。高温脆性。
セクレターゼ【secretase】
たんぱく質分解酵素の一つ。アルツハイマー型認知症の発症に関与する酵素として知られる。 [補説]アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβは、βセクレターゼおよびγセクレターゼという2種...
セシウム【cesium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属で、空気中ではただちに酸化され、水と激しく反応して水素を発生する。炎色反応は青紫色。電気の良導体で、光電管に使用。核分裂によって生じる人工放射性同...
せっしょく‐こうたいこうしょう【接触交代鉱床】
マグマが貫入したとき、マグマから供給された物質と周囲の岩石との反応によって生じる鉱床。花崗岩(かこうがん)と接触した石灰岩中にできるのが普通。銅・鉄・鉛・亜鉛・錫(すず)・タングステンなどの重要...
せっしょく‐こうぶつ【接触鉱物】
岩石が接触変成作用を受けたとき、岩石中の鉱物が再結晶して生じる新しい鉱物。紅柱石・菫青石(きんせいせき)・黒雲母(くろうんも)など。
せっしょく‐ていこう【接触抵抗】
二つの導体を接触させたとき、その面に生じる電気抵抗。
せっしょく‐でんあつ【接触電圧】
落雷時にアースを施した建物などに人間の手が触れているとき、その接触点と足の間に生じる電位差。
せっしょく‐でんいさ【接触電位差】
2種の導体を接触させたとき、トンネル効果により電子の移動が起こることによって二つの導体間に生じる電位差。
せっしょく‐でんき【接触電気】
異種の物質を接触させてから引き離すと、それぞれが正・負反対に帯電して生じる電気。