アトピー【atopy】
生まれつき、特定の物質を抗原として感じやすく、過敏症を起こす傾向。
イド【id】
《ラテン語で、それ、の意》精神分析で、人格構造に関する基本的概念。人間が生まれつき持っている無意識の本能的衝動、欲求など精神的エネルギーの源泉。快を求め不快を避ける快楽原則に支配される。→エゴ
うまれ‐しょう【生まれ性】
《「うまれじょう」とも》生まれながらにもっている性質。生まれつき。「—かとばかりにて声も惜しまず泣きゐたる」〈浄・宵庚申〉
うまれ‐だち【生まれ立ち】
1 生まれてすぐのころ。「—から親はない」〈浄・油地獄〉 2 生まれながらにもっている性質。生まれつき。天性。「—の悪(わり)い野郎なら、おぽっぽで遊びあるいて」〈滑・浮世風呂・二〉
うまれ‐ながら【生(ま)れ乍ら】
[副]生まれた時からすでにそうであるさま。生まれつき。生来。「—にして才能に恵まれている」「—の遊び人」
うみ‐つ・ける【生み付ける/産み付ける】
[動カ下一][文]うみつ・く[カ下二] 1 魚や虫などが卵を産んで他の物に付着させる。「海藻に卵を—・ける」 2 生まれつき、ある性質を備えさせる。ある性質や形を受けつがせて産む。「斯ういう性質...
えい‐し【英資】
すぐれた生まれつき。
かいらく‐げんそく【快楽原則】
精神分析の用語。人間に生まれつき備わった無意識的、衝動的に、快楽を追求するという精神傾向。⇔現実原則。
かみ‐くせ【髪癖】
《「かみぐせ」とも》縮れているなどの、頭髪の生まれつきの性質。
き‐しょう【気性】
[名]生まれつきの性質。気質。きだて。気象。「—が激しい」「さっぱりとした—」 [形動]性質がしっかりしているさま。気が強いさま。「—な奴だ、心配いたすな」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉