せい‐らい【生来】
(副詞的にも用いる) 1 生まれたときからの性質や能力。生まれつき。性来。しょうらい。「—ののんき者」「—せっかちな男」 2 生まれてから今まで。しょうらい。「—病気ひとつしない」
せん‐てん【先天】
《「易経」乾卦の「天に先立ちて天違(たが)わず、天に後れて天時を奉ず」から》生まれつき身に備わっていること。⇔後天。
せんてん‐せい【先天性】
生まれつき備わっていること。また、その性質。⇔後天性。
せんてんせい‐おうかくまくヘルニア【先天性横隔膜ヘルニア】
生まれつき横隔膜が欠損しているため、腹腔にあるべき内臓が胸腔内へ飛び出ている病気。肺の形成不全や出生後の呼吸困難を伴うことがある。
せんてんせい‐けつじょし【先天性欠如歯】
生まれつき歯の数が少ない状態。乳歯では前歯、永久歯では第三大臼歯(親知らず)などに起こることが多い。→過剰歯
せんてんせい‐こかんせつだっきゅう【先天性股関節脱臼】
生まれつき股関節脱臼を起こしている状態。女児に多い。
せんてんせい‐しんしっかん【先天性心疾患】
生まれつき心臓やその周りの血管の構造に異常がある病気。心室中隔欠損症・心房中隔欠損症・動脈管開存症・ファロー四徴症・大血管転位症などがある。
せんてんせい‐じんにょうろきけい【先天性腎尿路奇形】
生まれつき腎臓や尿路の形成に異常があること。
せんてんせい‐たいしゃいじょうしょう【先天性代謝異常症】
生まれつき、代謝を担う酵素が正常に働かないために、さまざまな症状を引き起こす、遺伝性の病気の総称。先天代謝異常。
せんてんせい‐ひんもうしょう【先天性貧毛症】
生まれつき毛髪がまったくないか極端に少ない病気。いったん生えても、思春期に再び抜け落ちていく。遺伝子の異常による疾患で、第8染色体の特定部位の異常が原因であることが判明している。MUHH(Mar...