とう‐ふく【当腹】
《古くは「とうぶく」》今の妻の腹から生まれたこと。また、その人。「元来—の三男治部大輔義将寵愛して」〈太平記・三七〉
とかい‐っこ【都会っ子】
都会に住んでいる子供。また、都会で生まれ育った人。
ときえだ‐もとき【時枝誠記】
[1900〜1967]国語学者。東京の生まれ。ソシュールの言語理論を批判し独自の言語観に基づき、言語過程説を唱え、国語学の分野に新しい展開をもたらした。著「国語学原論」「国語学史」「日本文法口語...
ときのうしお【時の潮】
高井有一の長編小説。昭和初期に生まれた主人公が、昭和天皇崩御後に昭和の時代を振りかえる回顧録。平成14年(2002)刊行。同年、第55回野間文芸賞受賞。
とく【徳】
1 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「—が高い」「—を修める」→徳目 2 めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「—をさずかる」「—を施す」 3 ⇒得(とく)1 4 富。財産。「—いか...
ところ‐そだち【所育ち】
その土地に生まれ育つこと。また、その人。「—も物紛れして」〈浮・一代男・四〉
ところで
[接助]《形式名詞「ところ」+格助詞「で」から》過去の助動詞「た」の終止形に付く。ある事態が起こっても、何もならないか、または、好ましくない状態をひき起こすことを予想させる意を表す。…しても。…...
とし‐ご【年子】
同じ母親から生まれた一つ違いの子供。
とし‐づよ【年強】
[名・形動] 1 数え年で年齢をいう場合、その年の前半の生まれであること。また、そのさまや、その人。⇔年弱(としよわ)。「だけどお正月生まれだから—なのよ」〈中勘助・銀の匙〉 2 年上であること...
とし‐の‐ほし【年の星/歳の星】
陰陽道(おんようどう)で、各人が属するという星。生まれ年の干支(えと)によって異なる。ねんせい。