いっ‐しょう【一生】
1 生まれてから死ぬまでの間。終生(しゅうせい)。生涯。「幸せな—を送る」「事業に—を捧げる」「—を棒にふる」「—忘れられない出来事」 2 やっと生き延びること。一命。「九死に—を得る」 3 (...
いったい‐かん【一体感】
一つにまとまったと感じること。グループやその場にいる人々の気持ちや考えが一つにまとまること。「クラスの—が高まる」「観客との間に—が生まれる」
いっ‐ぷく【一腹】
同じ母から生まれること。同腹。
いっぷく‐いっしょう【一腹一生】
同じ父母から生まれた兄弟姉妹。一腹一種。「—にてこそましまさね、兄弟なることは眼前なり」〈曽我・一〉
いつつ‐の‐にごり【五つの濁り】
「五濁(ごじょく)」を訓読みにした語。「—深き世になどて生まれ給ひけむ」〈源・蓬生〉
イディ‐さん【イディ山】
《Idi/Ίδη》ギリシャ南部、クレタ島の中央部にある山。標高2456メートル。同島の最高峰。ギリシャ神話の大地の女神レアを祭る。また、クロノスとレアの間に生まれた最高神ゼウスの出生地とも伝えら...
いで・く【出で来】
[動カ変] 1 内から出てくる。現れる。「げにいとあはれなりなど聞きながら、涙のつと—・こぬ、いとはしたなし」〈枕・一二七〉 2 生まれる。「いまだ皇子も姫君も—・きさせ給はず」〈平家・三〉 3...
いで‐や
[感]《「や」は終助詞、「いで」を強めていう語》 1 困惑やとまどいや不承知の気持ちなどを表す。いやもう。さあ。さてまあ。「—、憂かりける世かな」〈源・少女〉 2 改まって事柄を述べるときに用い...
いと【幼】
[名]《近世上方語》幼児。男女の区別なく用いたが、後期には女児をさすようになった。「お生まれなされた—様(=男児)の」〈浄・布引滝〉 「向かひの嬶(かか)や隣の—(=女児)なぞ対手(あひて)に...
いとう‐ちゆう【伊藤痴遊】
[1867〜1938]講談師・政治家。武蔵の生まれ。本名、仁太郎。衆議院議員に当選してから大衆の政治意識高揚のために、政治講談を行う。