クレアチニン【creatinine】
クレアチンの代謝産物。一般に筋肉で生成され、腎臓から尿中に排泄(はいせつ)される。腎機能不全の際には血液中の濃度が上昇。
クレアチン‐りんさん【クレアチン燐酸】
クレアチンがリン酸化された化合物。筋肉や神経組織の細胞内でエネルギーを貯蔵する役割を果たす、高エネルギーリン酸化合物の一つ。 [補説]筋細胞にはATPの約5倍のクレアチンリン酸が存在し、激しい運...
くろ‐こうじきん【黒麹菌】
黒褐色の胞子をつくる麹菌の総称。沖縄・鹿児島・伊豆諸島などで泡盛や芋焼酎などの製造に用いられる。→白麹菌 →黄麹菌 [補説]発酵の過程で大量のクエン酸を生成し、これが雑菌の増殖を抑えるため、暖地...
ぐうぜん‐ろん【偶然論】
哲学で、世界の発生や生成は、すべて偶然に帰着するという考え方。エピクロス・ルクレティウスなどが唱えた。→決定論
グリコールアルデヒド【glycolaldehyde】
最も簡単な構造をもつヒドロキシアルデヒド。単糖類の一種で、鉄(Ⅱ)塩の存在下でグリコールを過酸化水素で酸化することにより生成される。広く植物に存在し、星間空間や原始星周辺でも発見されている。化学...
グリーン‐アンモニア【green ammonia】
アンモニアの生成方法による分類の一つ。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを使用し、水を電気分解して生成した水素と、空気中の窒素を反応させることで得られる。その製造過程において、二酸化炭...
グリーン‐すいそ【グリーン水素】
水を電気分解して水素を生成する際、天然ガス改質による生成法に比べて二酸化炭素排出量が40パーセント以下のもの。→グレー水素
グレー‐すいそ【グレー水素】
水を電気分解して水素を生成する際、天然ガス改質による生成法に比べて二酸化炭素排出量が40パーセント以上のもの。→グリーン水素
けいたい‐けいせい【形態形成】
生物の発生において、種特有の形態をとるに至るまで、いろいろな形態を作り出していく過程。細胞が構成されたのちの、各組織・器官の形や大きさ、相互の配列関係などが定まってくる過程。形態生成。
ケロイド【(ドイツ)Keloid】
やけど・外傷などで修復のための膠原線維(こうげんせんい)の生成が過剰に起こり、周辺より盛り上がった状態。蟹足腫(かいそくしゅ)。