いき【生き】
[名] 1 生きること。生きていること。「—死にをともにする」⇔死に。 2 (「活き」とも書く)魚肉などの新しさの度合い。転じて、生き生きしていること。活気のあること。「—の悪い魚」「—イカの...
いき‐あが・る【生(き)上がる】
[動ラ五(四)]息を吹き返す。生き返る。「早く息の根を留めんと今に—・って此の場の事を喋舌(しゃべ)るから」〈鉄腸・花間鶯〉
いき‐いき【生き生き/活き活き】
[副](スル)活気があふれていて勢いのよいさま。また、生気があってみずみずしいさま。「—(と)した動き」「—(と)した筆致」
いき‐い・ず【生き出づ】
[動ダ下二] 1 生き返る。息を吹き返す。「七日ありて—・でたる例を」〈栄花・本の雫〉 2 正気に返る。元気を回復する。「少し—・でて、太政大臣(おほきおとど)の御しりにつきぬ」〈宇津保・国譲下〉
いき‐いそ・ぐ【生き急ぐ】
[動ガ五(四)]限りある命を急いで終えようとするかのように生きる。「—・ぐ無軌道な若者たち」
いき‐うお【生き魚/活き魚】
1 「いきざかな」に同じ。 2 「いけうお」に同じ。
いき‐うし【生き牛】
生きている牛。
生(い)き牛(うし)の目(め)を抉(くじ)・る
「生き馬の目を抜く」に同じ。
いき‐うつし【生(き)写し】
1 外見・態度が見分けがつかないほどよく似ていること。「父親に—だ」 2 生きた姿をそのまま写しとること。また、その絵。しょううつし。「—ニ書ク」〈日葡〉
いき‐うま【生き馬】
生きている馬。