いなか‐わたらい【田舎渡らひ】
田舎に行って生活すること。また、行商などで地方を回り歩くこと。「—しける人の子ども」〈伊勢・二三〉
い‐まち【居待(ち)】
1 座ったまま待つこと。 2 「居待ち月」の略。《季 秋》 3 《居待ち月は18日の月であるところから》18歳。「はや稲舟の年の程は、立ち待ち—も過ぎたれども」〈合・田舎源氏・一〇〉
いも‐すけ【芋助】
1 田舎の人などを軽蔑していう語。 2 無知で不器用なこと。また、その人。
いも‐ほり【芋掘り】
1 芋を掘ること。《季 秋》 2 田舎者を見下していう語。
色(いろ)濃(こ)・い
1 ある傾向が強く現れている。「不況の影響が—・い地場産業」「焦る気持ちが—・く出ている」 2 衣服の色が濃い。特に、紫や紅の場合にいう。「—・き衣(きぬ)に白き衵(あこめ)着たらむやうに見えて...
いん‐たい【隠退】
[名](スル)社会的活動の第一線から退くこと。世間を避けて閑居すること。退隠。「田舎に—する」
うつくしきセルジュ【美しきセルジュ】
《原題、(フランス)Le beau Serge》フランスの映画。白黒作品。シャブロルの初長編監督作。ヌーベルバーグの端緒を開いた作品とされる。1957年から1958年にかけて撮影され、同年のカン...
うつ‐ぼつ【鬱勃】
[ト・タル][文][形動タリ]内にこもっていた意気が高まって外にあふれ出ようとするさま。また、意気が盛んなさま。「—たる闘志」「何か—とした田舎ものの気概と情熱が籠っていた」〈秋声・仮装人物〉
うて‐ず
負け惜しみの強いこと。また、その人。また転じて、無粋な者、やぼな者をいう。「かの田舎の—にせびらかされて頭(つぶり)が痛い」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]負ける、また、承服できる意の下二段動詞「う...
えど‐ま【江戸間】
「田舎間(いなかま)」に同じ。