きょうげん‐じさつ【狂言自殺】
死ぬつもりがないのに、自殺のふりをして人をだますこと。「金につまると—をして田舎の親たちを、おどかす」〈太宰・東京八景〉
京(きょう)に田舎(いなか)あり
にぎやかな都にも、意外に田舎のような所がある。
きょう‐ま【京間】
1 近畿地方で主に行われた建築における柱間(はしらま)の基準寸法。柱間の6尺5寸(約1.97メートル)を1間(けん)とする。大間(おおま)。 2 日本住宅で、畳の大きさを6尺3寸(約1.90メー...
ぎし‐め・く【軋めく】
[動カ四] 1 ぎしぎしと音を立てる。きしむ。〈日葡〉 2 りきむ。いきばる。「五郎やったり、やったり。もちっと—・け、—・け」〈洒・田舎芝居〉
くさ‐がくれ【草隠れ】
1 茂った草の陰に隠れること。また、そういう場所。「大木の倒れたのが—に其の幹をあらわしている」〈鏡花・高野聖〉 2 草深い田舎の隠れ家。「かかる—に過ぐし給ひける」〈源・蓬生〉
くさ‐けいば【草競馬】
公営の競馬に対して、農村などで行われる小規模な競馬。 《原題De Camptown Races》フォスターが1850年に作詞・作曲した歌曲。米国の田舎で開催される競馬の情景をうたったもの。
くさ‐しばい【草芝居】
地方の町や村などで上演する素人芝居。また、田舎回りの芝居。田舎芝居。地芝居(じしばい)。
くさ‐ぶか・い【草深い】
[形][文]くさぶか・し[ク] 1 草が生い茂っているさま。「—・い山道」 2 いかにも田舎めいている。ひなびている。「—・い山里」
くち‐おし・い【口惜しい】
[形][文]くちを・し[シク] 1 思うようにいかなかったり大切なものを失ったりして残念に思うさま。また、いまいましく思うさま。くやしい。「こんな結果になるなんて—・いことだ」 2 対象が期待外...
くに‐ざいく【国細工】
地方で作られる細工物。また、田舎育ちの人。「無地の丸鍔(まるつば)、象嵌(ざうがん)の—には稀男」〈浄・冥途の飛脚〉