わ‐げ【和解】
1 「わかい(和解)1」に同じ。「君の—を勧むるや誠に謝すべしと雖も」〈織田訳・花柳春話〉 2 外国文を日本語で解釈すること。また、その解釈。「阿蘭陀(オランダ)の書をも—なしたらば」〈蘭学事始〉
わこう‐だいがく【和光大学】
東京都町田市にある私立大学。昭和41年(1966)の開設。
わ‐ご【和語/倭語】
1 日本のことば。日本語。「洋人—を習うに大に苦み」〈村田文夫・西洋聞見録〉 2 漢語およびその他の外来語に対して、日本固有の語。やまとことば。→外来語 →漢語
わさ【早稲/早】
《「わせ」の交替形》他の名詞の上に付いて複合語をつくり、早熟の稲、または、早熟の意を表す。「—田」「—瓜」「—物」
わさ‐だ【早稲田】
早稲(わせ)を作る田。わせだ。「石上(いそのかみ)布留の—を秀(ひ)でずとも縄だに延(は)へよ守(も)りつつ居らむ」〈万・一三五三〉
わさ‐ほ【早稲穂】
《「わさぼ」とも》早稲(わせ)の穂。「我妹子が業(なり)と作れる秋の田の—のかづら見れど飽かぬかも」〈万・一六二五〉
わさん‐か【和算家】
日本古来の数学である和算の専門家。江戸時代から明治維新にかけて活躍した関孝和、建部賢弘、安島直円、会田安明らが知られる。
わざ‐まえ【業前】
腕前。てなみ。技量。「年若といえども—に於ては」〈和田定節・春雨文庫〉
わし【鷲】
川田順の歌集。昭和15年(1940)刊。本作と翌年刊行の歌文集「国初聖蹟歌」により、昭和17年(1942)、第1回帝国芸術院賞(現、日本芸術院賞)受賞。
わし・す【走す】
[動サ下二]走らせる。「あしひきの山田を作り山高み下樋(したび)を—・せ」〈記・下・歌謡〉