あか‐みそ【赤味噌】
赤みがかった色の味噌。大豆に、米・大麦または大豆の麹(こうじ)と食塩とを混合して熟成させたもの。辛口が多い。仙台味噌・田舎味噌・江戸味噌など。あか。→白味噌
あか‐もん【赤門】
朱塗りの門。江戸時代、将軍家の娘を奥方に迎えた大名が建造。御守殿門(ごしゅでんもん)。
東京大学にある朱塗りの門。もと加賀藩前田家上屋敷の御守殿門。文政10年(1827)、将軍徳川家斉(...
あがた【県】
1 大化の改新以前、諸国にあった大和政権の地方組織。また、県主(あがたぬし)が統治した地域とも。 2 平安時代の国司の任国。また、その国司。 3 地方。いなか。「田面(たづら)なるわら屋の軒の薦...
あがの【阿賀野】
新潟県中北部にある市。五頭(ごず)連峰から広がる扇状地で稲作が盛ん。平成16年(2004)安田町、京ヶ瀬村、水原(すいばら)町、笹神(ささかみ)村が合併して成立。人口4.0万(2024)。
あがり‐もの【上がり物】
1 神仏への供え物。 2 飲食物を丁寧にいう語。召し上がり物。 3 田畑などから収穫した物。 4 家賃・地代などの収入。「貸長屋の百軒も持ちて、—ばかりに」〈一葉・大つごもり〉 5 官公庁に没収...
あきかぜのきょく【秋風の曲】
箏曲(そうきょく)。光崎検校(みつざきけんぎょう)作曲、蒔田雁門(まきたがんもん)作詞により、天保年間(1830〜1844)に成立。段物と唄物とを併せた新形式で、歌詞は白居易の「長恨歌」に取材。
あきかん‐じょうれい【空き缶条例】
道路や観光地などに散乱する空き缶による公害を追放するための条例案。昭和48年(1973)東京都の町田・三鷹の両市が、メーカーに空き缶回収を義務づける条例を制定したのが最初。
あき‐さ・ぶ【秋さぶ】
[動バ上二]めっきり秋らしくなる。秋めく。《季 秋》「夕日さす外山の梢—・びて麓の小田も色づきにけり」〈風雅・秋中〉
あき‐た【秋田】
稲の実っている田。「植ゑて往(い)にし—刈るまで見えこねば今朝初雁の音(ね)にぞ鳴きぬる」〈古今・恋五〉
あきた【秋田】
東北地方北西部の県。県庁所在地は秋田市。かつての羽後の大半と陸中の一部を占める。人口92.5万(2024)。
秋田県中西部、雄物(おもの)川下流の市。県庁所在地。もと佐竹氏の城下町。旧名、久...