ゆら‐の‐みなと【由良の湊】
京都府北部、宮津市の由良川河口の港。山椒太夫(さんしょうだゆう)がいたという。
ゆりはたえ【由利旗江】
劇作家岸田国士による長編小説。昭和4年(1929)から昭和5年(1930)にかけて、朝日新聞に連載。
ゆりほんじょう【由利本荘】
秋田県南西部にある市。子吉川が貫流し、北部平野部は稲作が盛ん。平成17年(2005)3月に本荘市と由利郡7町が合併して成立。人口8.5万(2010)。
ゆりほんじょう‐し【由利本荘市】
⇒由利本荘
よし【由/因】
《動詞「寄す」の名詞化で、物事と関係づけていくことの意》 1 物事が起こった理由。わけ。また、いわれ。来歴。由緒(ゆいしょ)。「事の—を伝える」「—ありげな寺院」 2 そうするための方法。手段。...
由(よし)有(あ)・り
1 風情がある。趣がある。「古う作りなせる前水(せんずい)木立—・るさまの所なり」〈平家・灌頂〉 2 わけがある。由緒がある。いわれがある。「母北の方なむ、いにしへの人の—・るにて」〈源・桐壺〉
よしあり‐げ【由有り気】
[形動][文][ナリ]特別な事情や由緒がありそうなさま。「—な古びた建物」
よし‐づ・く【由付く】
[動カ四]趣がある。風情がある。由緒ありげである。「いと—・きてをかしくいますかりければ」〈大和・一四二〉
よし‐な・い【由無い】
[形][文]よしな・し[ク] 1 そうするいわれがない。理由がない。「—・い言い分を繰り返す」 2 そのかいがない。つまらない。くだらない。「—・い長話」「—・い人に組みしたのが運のつきだと」〈...
よし‐なし【由無し】
[形動ナリ]理由のないさま。「斯太(しだ)の浦を朝漕ぐ舟は—に漕ぐらめかもよよしこさるらめ」〈万・三四三〇〉