げいかん‐ず【鯨瞰図】
海底を水中の高いところから見下ろしたように描いた図。名称は鳥瞰図に倣い、クジラの視点から海底地形を描くことに由来する。音響探査を利用した水深データに基づいて作成される。
げいび‐けい【猊鼻渓】
岩手県南部、北上川の支流である砂鉄川が浸食してできた渓谷。高さ100メートルにおよぶ石灰岩質の断崖が2キロメートルにわたって連なる。名前の由来は、猊(しし)(獅子)の鼻に似た奇岩が見られることから。
げきじょう‐ひろば【劇場広場】
《Teatral'naya Ploshchad'/Театральная Площадь》ロシア連邦の首都モスクワの中心部、クレムリンの北側に位置する広場。名称はボリショイ劇場、ボリショイ新劇場...
げ‐だつ【解脱】
[名](スル)《(梵)vimukti, vimokṣaなどの訳。縛るものを離れて自由になる意》悩みや迷いなど煩悩(ぼんのう)の束縛から解き放たれて、自由の境地に到達すること。悟ること。涅槃(ねは...
ゲノッセンシャフト【(ドイツ)Genossenschaft】
成員の自由意志に基づく契約によって形成される団体。職人組合や協同組合など。協同体。組合。
ゲハルト‐しゅうどういん【ゲハルト修道院】
《Geghardi vanq》アルメニア中西部を流れるアザート川上流にある修道院。ゲハルトは「槍」の意で、キリストが十字架にかけられた時に使われたとされる聖槍が、この地で発見されたことに由来する...
ゲフィオン‐の‐いずみ【ゲフィオンの泉】
《Gefionspringvandet》デンマークの首都コペンハーゲンの中心部、カステレット要塞付近にある噴水。シェラン島の由来にまつわる北欧神話の女神、ゲフィオンの説話に基づく。
げ‐ゆ【解由】
1 奈良・平安時代、官人が任期満了のときに交代の事務引き継ぎをすること。 2 「解由状」に同じ。
げゆ‐じょう【解由状】
解由の完了を証する文書。新任者から前任者に渡され、前任者はこれを上司に提出して任務を終了した。国司のそれは特に重視された。
げんし‐か【原子化】
主に原子吸光分析において、分析対象となる原子が含まれる化合物を加熱し、結合を断ち切って、単独の自由な原子にすること。