なん【男】
⇒だん
だん‐しょく【男色】
⇒なんしょく(男色)
なん‐しょく【男色】
1 男性間の同性愛。衆道。だんしょく。 2 男色の対象となる男。陰間(かげま)。
なんしょくおおかがみ【男色大鑑】
浮世草子。8巻。井原西鶴作。貞享4年(1687)刊。各巻5章5話、計40話から成る。前半は武家社会の義理と意気地に殉ずる男たちを描き、後半は歌舞伎若衆の男色咄(ばなし)を収める。
なん‐たい【男体】
男のからだ。男のすがた。
なんたい‐さん【男体山】
栃木県北西部、日光市にある火山。標高2486メートル。山麓に中禅寺湖がある。古くからの山岳霊場。二荒山(ふたらさん)。黒髪山。国神山(くにかみさん)。
なんちょうほうき【男重宝記】
江戸初期の教養書。5巻。草田寸木子(すんぼくし)著。元禄6年(1693)刊行。手習い・詩・俳諧・茶の湯・将棋など、一般知識や諸芸について記したもの。
なん‐にょ【男女】
おとこと、おんな。だんじょ。「老若(ろうにゃく)—」
だん‐ぼう【男房】
⇒なんぼう(男房)
なん‐ぼう【男房】
女房に対して、局(つぼね)を与えられて宮中に仕えた男子。特に、蔵人(くろうど)をいう。また、貴人に仕えた男子。「御所中の女房、—」〈保元・上〉