しず‐の‐お【賤の男】
身分の低い男子。しずお。「あやしき—の声々」〈源・夕顔〉
しのび‐おとこ【忍び男】
1 女が内緒で情を通じている男。隠し男。「—の方へでもまゐったのかと」〈鳩翁道話・三〉 2 ひそかに売淫する男。「うるはしき—の若盛りなるを」〈浮・栄花一代男〉
しも‐おとこ【下男】
下働きの男。げなん。
しらなみごにんおとこ【白浪五人男】
歌舞伎狂言「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」の通称。
しろきみねのおとこ【白き嶺の男】
谷甲州による山岳小説。主人公は、登山家の加藤武郎をモデルとしている。平成7年(1995)刊。翌年、第15回新田次郎文学賞受賞。
しんだおとこ【死んだ男】
詩人、鮎川信夫の代表作。昭和22年(1947)発表。
じ‐なん【次男/二男】
兄弟のうち2番目に生まれた男子。
ジャガーになったおとこ【ジャガーになった男】
佐藤賢一の小説。平成5年(1993)に第6回小説すばる新人賞を受賞した著者のデビュー作。単行本は平成6年(1994)刊行。
すみや‐みきお【隅谷三喜男】
[1916〜2003]経済学者。東京の生まれ。東京帝大を卒業後、満州(中国東北部)の昭和製鋼所で働いた経験をきっかけに労働経済学の研究を始める。帰国後は東大教授、信州大教授などを歴任。平成3年(...
せい‐のう【細男/才男】
《「のう」は「男」の字音「なん」から》 1 御神楽(みかぐら)で、人長(にんじょう)の舞のあと、こっけいな物まねをした人。 2 平安時代ごろから、神社の祭礼や御霊会(ごりょうえ)などで、特殊な舞...