異彩(いさい)を放(はな)・つ
1 普通とは違った色彩や光を出す。「渠(かれ)の眼色(めざし)は、顰(ひそ)める眉の下より—・てり」〈鏡花・義血侠血〉 2 多くの中できわだって見える。「画壇の中で—・つ新人」
いたん‐しゃ【異端者】
1 正統から外れた思想あるいは信仰をもつ者。 2 社会的な伝統・権威などに反発している者。「画壇の—」
いっ‐かく【一角】
1 一つの角(かく)。「三角形の—」 2 一つの隅。片隅。一部分。「氷山の—」「画壇の—に地歩を固める」 3 1本のつの。 4 クジラ目イッカク科の哺乳類。体長3.6〜5メートルで、雄では上あご...
きめ‐こ・む【決め込む/極め込む】
[動マ五(四)] 1 事実がどうであろうと、自分で勝手にそうだと決める。思い込む。「できないと—・んでいる」 2 そうすることに決めて押し通す。意図的にそうする。「ねこばばを—・む」 3 そのつ...
きょ‐しょう【巨匠】
その方面、特に芸術の分野で際立ってすぐれた人。大家。「画壇の—」
しじょう‐は【四条派】
1 日本画の一派。京都四条に住んだ松村月渓(呉春)を祖とする。円山派の写実性に南画の画風を加えた様式で、江戸後期から明治にかけて京都画壇の中心をなした。 2 時宗(じしゅう)十二派の一。他阿の弟...
そう‐へき【双璧】
1 一対の宝玉。 2 ともにすぐれていて優劣のつけがたい二つのもの。「現代画壇の—」
たいへいよう‐がかい【太平洋画会】
美術団体。明治34年(1901)明治美術会解散後、同会会員であった満谷国四郎(みつたにくにしろう)らが結成。白馬会とともに明治洋画壇の中心勢力になった。昭和32年(1957)太平洋美術会と改称。
だん【壇】
[常用漢字] [音]ダン(呉) タン(漢) 〈ダン〉 1 土を小高く盛り、上を平らにした所。「花壇・祭壇」 2 他より一段高くした設備。「壇上/演壇・教壇・降壇・登壇・仏壇」 3 学芸の専門家...
ちょう‐てん【頂点】
1 ㋐いちばん高い所。いただき。てっぺん。「山の—」 ㋑その世界で最高の地位。また、その人。「画壇の—に立つ巨匠」 2 物事のいちばん盛んな状態。絶頂。「人気の—」「期待が—に達する」 3 角を...