こうじょう‐ちゃばん【口上茶番】
身振りを入れず、座ったまま、せりふだけで演じるこっけいな茶番。→茶番2
こう‐ばん【交番】
[名](スル) 1 交替で番に当たること。また、役割・位置などが入れ替わること。「世代—」 2 警察署の下部機構で、町の要所に設けられた警察官の詰め所。平成6年(1994)の警察法改正で派出所の...
こうふ‐きんばん【甲府勤番】
江戸幕府の職名。老中の下に属し、幕府直轄の甲府城警固に当たった。多く小普請組から任じられ、のちには江戸から左遷された者が命じられた。
此処(ここ)一番(いちばん)
ここで勝たなければなにもならない、という勝負どころ。最高にがんばるべきところ。「—という時に実力を出す」
こしょうぐみ‐ばん【小姓組番】
⇒小姓組
こまい‐じゅうろくばん【小舞十六番】
初期歌舞伎で行われた小舞のうち、主に若衆歌舞伎時代に流行した16曲。はやり小歌に振りをつけたもので、狂言小舞の影響がみられる。業平踊(なりひらおどり)。
ごいけん‐ばん【御意見番】
豊かな経験と知識とを持ち、偉い人に対しても遠慮なく意見を述べ、忠告する人。
ごぜん‐ばん【御膳番】
主君の食事のことをつかさどる役。「—は不調法なれど、わたしらに仰せ付けられませ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
ごてん‐ばん【御殿番】
江戸幕府の職名。京都二条城や浜御殿など幕府の城・御殿を守衛する役。
ご‐ばん【御番】
当番・宿直の人を敬っていう語。「宰相中将の君、—の夜」〈宇津保・国譲上〉