いかり‐ばん【碇番】
船いくさのとき、敵に碇綱を切られるのを防ぐため、小舟に乗って番をすること。また、その人。
いが‐もの【伊賀者】
1 伊賀の郷士で、土地に伝わる忍びの術に長じた者。伊賀忍者。 2 江戸幕府に仕えた伊賀出身の郷士。また、その集団。初めは間諜(かんちょう)・斥候に従事。のちには大奥の警護・明(あき)屋敷番などの...
いき‐ぐるし・い【息苦しい】
[形][文]いきぐる・し[シク] 1 呼吸をするのが苦しい。「人いきれで—・い」 2 圧迫感があって息が詰まるような感じである。「本番前の—・い雰囲気」
いきつき‐しま【生月島】
長崎県北西部、平戸(ひらど)島北西にある南北に細長い島。平戸市に属する。面積16.6平方キロメートル、最高点は番岳(ばんだけ)の286メートル。平成3年(1991)、生月大橋で平戸島と結ばれた。...
いき‐の‐お【息の緒】
1 いのち。たまのお。魂。ふつう「息の緒に」の形で、命のかぎりの意に用いる。「—に思へば苦し玉の緒の絶えて乱れな知らば知るとも」〈万・二七八八〉 2 息。「—の苦しき時は鉦鼓こそ南無阿弥陀仏の声...
いこう‐かい【為公会】
自由民主党の派閥の一。平成18年(2006)に大勇会(河野派)を麻生太郎が継承し、名称を変更した。平成29年(2017)に番町政策研究所などと合流し志公(しこう)会を発足させた。 [補説]為公...
いこくけいご‐ばんやく【異国警固番役】
鎌倉時代の御家人役の一。文永8年(1271)以後、元の来襲に備えた北九州沿岸防備の軍役。九州の御家人に対して鎌倉大番役・京都大番役を免除する代わりに課した。異国警固役。
いざ鎌倉(かまくら)
《謡曲「鉢木(はちのき)」の「鎌倉に御大事あらば…一番に馳(は)せ参じ」から》一大事が起こった場合。万一の時。いよいよ行動を起こす時。
いしうち‐の‐はね【石打ちの羽】
鳥が尾羽を広げたとき、両端に出る1番目(小石打ち)と2番目(大石打ち)の羽。ワシやタカのものは、特に矢羽として珍重された。
いし‐だか【石高】
[名・形動] 1 《得点の計算に碁石を代用するところから》花ガルタで得点の多いこと。「いつか直子が一番の—となっていた」〈志賀・暗夜行路〉 2 道に石が多く、でこぼこしているさま。「三人は—な道...