い‐ぎょう【異形】
[名・形動]普通とは違う怪しい形・姿をしていること。また、そのさま。「—の者」「樹木が—な姿を空に現わした」〈梶井・闇の絵巻〉
いぎょうのしょうぐん【異形の将軍】
津本陽による政治家田中角栄の評伝。「夕刊フジ」で平成13年(2001)から平成14年(2002)にかけて連載された「田中角栄伝」に加筆・修正を施し、改題して出版したもの。副題「田中角栄の生涯」。
い‐けい【異形/異型】
形や型が普通とは変わっているもの。いぎょう。
いけい‐かん【異形管】
鉄管・銅管・土管などで、接続部や分岐部に用いる、曲がった形や枝付きの形、T字形などをした管。
いけい‐しせい【異形歯性】
動物の歯が、生えている部位によって形状が異なっていること。また、そのような歯を持つ動物の分類。鯨類を除く大部分の哺乳類に該当し、手前から奥に門歯・犬歯・小臼歯・大臼歯が生えている。→同形歯性
いけい‐しつ【異形質】
生物の細胞で、原形質の一部が変化して特別な機能や形態をもつようになったもの。鞭毛(べんもう)・繊毛や神経原線維など。
い‐けいせい【異形成】
ある組織の細胞が、生理的に存在しない別の異常な形態に変化すること。病変と見なされるが、通常は癌(がん)と異なり体積の増加は見られない。
いけい‐せつごうがた【異型接合型】
⇒ヘテロ接合体
いけい‐せつごうたい【異型接合体】
⇒ヘテロ接合体
いけい‐はいぐうし【異形配偶子】
有性生殖において、配偶子の大きさや形が異なるもの。卵のように大型で運動性がない雌性配偶子と、精子のように小型で運動性がある雄性配偶子が接合する。⇔同形配偶子。