い‐そう【異相】
1 普通の人とは異なった人相または姿。「この小倅(こせがれ)は—をしている」〈芥川・金将軍〉 2 仏語。四相の一。変化していくもの。 3 能で、基本的な風体をはずれた芸風。異風。「あらゆる物真似...
い‐そう【異装】
風変わりな服装。規定にはずれた服装。「—せる一隊会場を一周して」〈独歩・愛弟通信〉
いそろくじょう【異素六帖】
洒落本。2巻。沢田東江著。宝暦7年(1757)刊。僧侶・歌学者・儒者の三人がより集まって遊里について論じるという筋。書名は中国の仏書「義楚六帖」をもじったもの。江戸洒落本の祖といわれる。
い‐そん【異損】
平安時代、作物の病虫害などのために、田地の収穫が例年より10分の3以上減少することをいった語。→例損(れいそん)
い‐ぞく【異俗】
風俗が変わっていること。変わった風俗。異習。殊俗。
い‐ぞく【異族】
1 血族の異なる者。 2 異なる種族、または民族。
いぞく‐こうはい【異属交配】
生物で、分類上の属の異なる種をかけ合わせること。
い‐ぞん【異存】
1 他と異なった考え。 2 反対の意見や、不服な気持ち。異議。「判定に—はない」
い‐たい【異体】
[名・形動] 1 形や体裁が普通と違うこと。また、そのさま。異風。いてい。「—な姿」 2 別のからだ。「雌雄—」 3 「異体字」の略。
いたい‐がな【異体仮名】
現在の標準的な字体とは異なる字体の片仮名や平仮名。平仮名はふつう変体仮名という。