ギプスベット【(ドイツ)Gipsbett】
脊椎疾患で安静や矯正が必要なとき、患者の寝た姿勢に合わせ石膏で形を作った寝床。
ぎゃく‐いでんがく【逆遺伝学】
特定の遺伝子を選択的に破壊・欠失させて、生体への影響や遺伝子の機能を解析すること。従来の遺伝学では、まず生物の形質に注目し、その原因となる遺伝子を特定するが、遺伝子工学やDNA解析技術の発展によ...
ギランバレー‐しょうこうぐん【ギランバレー症候群】
風邪や下痢などのあとに左右の下肢の脱力感・筋力低下・感覚鈍麻・歩行困難などの症状を呈する病気。ウイルスや細菌の感染によって引き起こされる自己免疫疾患。感染後1〜2週間で発症する。フランスの神経科...
クリオピリンかんれん‐しゅうきせいはつねつしょうこうぐん【クリオピリン関連周期性発熱症候群】
乳幼児期に発症し発熱や激しい炎症を繰り返す難治性の自己炎症性疾患。免疫機構において病原体の認識に関与するクリオピリンというたんぱく質の変異により炎症性サイトカインの産生が亢進し、持続的または周期...
クリグラーナジャー‐しょうこうぐん【クリグラー・ナジャー症候群】
肝臓でビリルビンを処理するグルクロニルトランスフェラーゼという酵素の欠乏により、血液中に間接ビリルビンが増加する遺伝性の疾患。
クリスチャンソン‐しょうこうぐん【クリスチャンソン症候群】
SLC9A6遺伝子の変異によって起こるX連鎖潜性遺伝性の疾患。1〜2歳で発症し、小頭症・発達遅滞・無言症(緘黙(かんもく)症)・眼球運動障害・運動失調・けいれん発作などを特徴とする。1999年に...
クルーゾンし‐しょうこうぐん【クルーゾン氏症候群】
乳幼児期に頭蓋骨の縫合が通常より早く癒合することにより、頭蓋や顔面に尖頭・上顎発育不全・眼球突出を特徴とする変形が生じる先天性の疾患。狭頭症の一つ。症候性頭蓋縫合早期癒合症として難病に指定されて...
ぐうはつてき‐しょけん【偶発的所見】
ある疾患についての検査をしたとき、偶然、別の疾患についての所見が見いだされること。MRIなどの画像診断や遺伝子検査において多く起こる。インシデンタルファインディングス。
グレリン【ghrelin】
胃などから分泌されるホルモンの一種。下垂体に働いて成長ホルモンの分泌を促進し、視床下部に働いて食欲を増進させる。また、循環器系やエネルギー代謝にも機能することが明らかになり、心機能の改善やCOP...
けいどうみゃく‐きょうさくしょう【頸動脈狭窄症】
頸動脈の分岐部に動脈硬化が発生して血管の中が狭くなり、脳血流量の減少や脳梗塞の原因となる疾患。脳血流量が減少すると立ちくらみやめまいなど、脳梗塞を起こすと意識障害・言語障害・片麻痺・知覚傷害・視...