せっけっきゅう‐ちんこうそくど【赤血球沈降速度】
血液に凝固防止剤を加えて試験管に入れ、垂直に立て、時間がたつにつれて血球が沈降するためにできる上澄み(血漿(けっしょう))の高さを測る検査法。平常値は1時間に男性10ミリ以下、女性15ミリ以下。...
セリアック‐びょう【セリアック病】
小麦やライ麦などに含まれるたんぱく質のグルテンによって引き起こされる慢性の自己免疫疾患。小腸の粘膜が炎症を起こし、栄養の吸収が阻害される。腹痛・腹部膨満・下痢・脂肪便・便秘・鉄欠乏性貧血・疲労感...
せんこう‐かんせん【先行感染】
ある疾患を発症する前に罹患していた感染症で、その疾患の発症に関与していると考えられるもの。
せんてんせい‐ひんもうしょう【先天性貧毛症】
生まれつき毛髪がまったくないか極端に少ない病気。いったん生えても、思春期に再び抜け落ちていく。遺伝子の異常による疾患で、第8染色体の特定部位の異常が原因であることが判明している。MUHH(Mar...
せんてん‐びょう【先天病】
生まれながらもっている病気。遺伝的疾患をいう。
ぜんけつ‐ゆけつ【全血輸血】
供血者から提供された血液を、ほぼそのまま輸血すること。外傷などで大量に出血した場合や、心大血管疾患の手術、新生児の交換輸血など、限られた場合に行われる。→成分輸血
ぜんしんせい‐アミロイドーシス【全身性アミロイドーシス】
アミロイドという線維構造をもつたんぱく質が臓器に沈着し、機能障害を引き起こすアミロイドーシスのうち、全身の臓器にアミロイドが沈着する疾患の総称。指定難病の一つ。→限局性アミロイドーシス
ぜんじんてき‐いりょう【全人的医療】
特定の部位や疾患に限定せず、患者の心理や社会的側面なども含めて幅広く考慮しながら、個々人に合った総合的な疾病予防や診断・治療を行う医療。
ぜんすうはあく‐しっかん【全数把握疾患】
感染症予防法により、患者あるいは疑似症患者・保菌者を診断した医師から保健所への届け出が義務づけられている感染症。エボラ出血熱・結核・コレラ・A型肝炎・風疹など、同法による1類〜4類感染症と5類感...
ぜんすうはあく‐たいしょうしっかん【全数把握対象疾患】
⇒全数把握疾患