ねこひっかき‐びょう【猫引っ掻き病】
グラム陰性菌の一種が感染することによって起こる感染症。病原菌をもつネコに引っかかれたり、噛まれたりすることで感染するが、ネコに対してはまったく病原性はない。咬傷(こうしょう)後に炎症が生じ、リン...
のう‐けっせん【脳血栓】
脳動脈に動脈硬化などによって生じた血液の塊が詰まるために起こる疾患。片麻痺(へんまひ)・失語などの症状がみられ、時間がたつにつれて強くなる。脳血栓症。→脳梗塞
のうし‐はいいしょく【脳死肺移植】
肺に重篤な疾患のある人に、脳死者の肺を移植すること。
のうしんぞうしっかん‐の‐にんていきじゅん【脳・心臓疾患の認定基準】
《「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く)の認定基準」の通称》厚生労働省が定めた過労死の認定基準。 [補説]平成12年(2000)に最高裁判所が、過労死した自動車運転手に関する...
のう‐そくせん【脳塞栓】
心臓にできた血栓や、まれには脂肪・腫瘍(しゅよう)細胞などの塊が流れてきて、脳の動脈に詰まる疾患。症状は脳血栓と同様で、突発的に起こることが多い。脳塞栓症。→脳梗塞
のう‐そっちゅう【脳卒中】
脳動脈の障害により急激に意識を失って倒れ、運動・言語などの障害が現れる疾患の総称。脳出血・蜘蛛膜下(くもまくか)出血・脳梗塞など。卒中。→脳血管障害
のうどく‐しょう【膿毒症】
ぶどう球菌などの化膿菌が病巣から血液中に入って広がり、他の部位に化膿巣を多発する疾患。膿血症。
のう‐ばいどく【脳梅毒】
脳脊髄膜や脳の血管に、梅毒の病原菌が侵入して起こる精神神経疾患の総称。神経梅毒。
のうほうせい‐せんいしょう【嚢胞性線維症】
全身の外分泌腺の機能が低下し、胎便性腸閉塞・慢性気道感染症・膵嚢胞線維症・肝硬変・慢性副鼻腔炎などさまざまな症状があらわれる遺伝性疾患。主に新生児・乳児期に発症する。日本人を含むアジア人ではまれ...
ノックアウト‐どうぶつ【ノックアウト動物】
ある遺伝子を欠損(あるいは変異)させて、機能しないようにした動物。遺伝子欠損が原因となる疾患モデル動物の作出に利用される。遺伝子欠損動物。→ノックアウトマウス