かくか‐しょう【角化症】
皮膚の表面の角質層が異常に厚く堅くなる疾患。うおのめ・たこなど。
かくさん‐いやく【核酸医薬】
DNAやRNAを構成する4種類の塩基を組み合わせた核酸分子を用いた薬剤。疾患の原因となる遺伝子やたんぱく質に直接作用し、その部位を切り取ったり、はたらきを阻害したりすることで治療する。RNAアプ...
かくさん‐しょうがい【拡散障害】
肺胞内の酸素が血液中に拡散する過程で何らかの障害が生じる状態。間質性肺炎などによる肺胞膜の障害・肥厚、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる肺胞面積の減少などによって起こる。
かくたん‐けんさ【喀痰検査】
吐き出された痰の性状・成分や微生物などの検査。気管支・肺などの疾患の診断に用いられる。
かくまく‐かんせんしょう【角膜感染症】
角膜に細菌・ウイルス・真菌・アカントアメーバなどが感染する疾患の総称。コンタクトレンズの不適切な装用によって起こることが多い。
かくまく‐さいせい【角膜再生】
角膜上皮の疾患を治療する再生医療技術。患者本人の角膜や口の粘膜から採取した細胞を培養してシートを作り、患部に移植する。
かぞく‐せい【家族性】
ある病気を発症する人が、特定の家系に集中すること。遺伝的な要因が大きく影響していると考えらえる。「—神経疾患」→孤発性
かぞくせい‐アミロイドポリニューロパチー【家族性アミロイドポリニューロパチー】
線維構造をもつたんぱく質アミロイドが全身の臓器に沈着し、機能障害を起こす全身性アミロイドーシスの一種。末梢(まっしょう)神経・自律神経に続いて、心臓・消化管・腎臓などに沈着が起こる、常染色体顕性...
かぞくせい‐こうコレステロールけっしょう【家族性高コレステロール血症】
血液中のLDLコレステロールが細胞に取り込まれず異常に増えてしまう疾患。多くは常染色体顕性遺伝性。小児期から動脈硬化が進行し、適切な治療を受けないと若年で狭心症や心筋梗塞などを発症することが多い...
かっしょく‐うん【褐色雲】
化石燃料の燃焼などによる人為起源の大気汚染物質と、砂漠化による砂塵からなるエーロゾル。日照量の減少や呼吸器疾患の増加を引き起こすとされ、特に東アジア、南アジア、東南アジアの大都市において頻発して...