かんせん‐げん【感染源】
病原体を保有し、他の個体に感染させることが可能なもの。
かんせん‐しょう【感染症】
病原体が生体内に侵入・増殖して引き起こす病気。インフルエンザ・赤痢(せきり)・マラリアなど伝染性のものと、破傷風・肺炎など非伝染性のものとがある。→感染症予防法 →伝染病
かんせんしょうよぼう‐ほう【感染症予防法】
《「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の略称》感染性が強く生命および健康に重大な影響を与える感染症を指定し、その予防・蔓延(まんえん)防止について規定した法律。法律の対象とす...
かんせんせいぎょ‐せんもんやくざいし【感染制御専門薬剤師】
日本病院薬剤師会が認定する専門薬剤師の一つ。感染症の予防・治療に関する高度な知識・技術・実践能力を生かし、適切な抗菌薬の使用、感染管理、感染経路の対策などを行い、感染対策チームのメンバーとして院...
かんせんせい‐しんないまくえん【感染性心内膜炎】
心内膜や心臓弁膜に生じる感染症。血液に侵入した細菌などの病原体が心膜に感染巣をつくり、弁を破壊したり、塞栓症などの合併症を引き起こしたりする。抜歯や婦人科・泌尿器科などの処置が誘因となる場合がある。
かんせんせい‐はいきぶつ【感染性廃棄物】
医療機関、研究機関などから排出される、感染性の病原体の付いた、また付いている恐れのある、ごみ。産業廃棄物の一種。使用済みの注射針や血液などの付いたガーゼなど。収集運搬、処分の方法について基準が定...
かんせんたいさく‐チーム【感染対策チーム】
主に病院などの医療施設において、感染症の予防・制圧に取り組む専門職のグループ。感染対策の専門知識を有する医師(インフェクションコントロールドクター)・看護師(感染管理看護師)・薬剤師(感染制御専...
かんせんとくいてき‐たんぱくしつ【感染特異的蛋白質】
植物が病原菌の侵入に対する防御反応として産生するたんぱく質の総称。病原菌やバクテリアを直接攻撃したり、周辺の細胞に同様の防御反応を促したりする。一部、食物アレルギーの原因物質であるという説がある...
かんぜんへいさがた‐しょくぶつこうじょう【完全閉鎖型植物工場】
植物の育成に適した環境を人工的に制御する、外界から隔離された植物工場。人工光を利用し、気温、湿度、液肥などを管理するため、天候に依存しない栽培が可能。また、病原菌や害虫が侵入しにくいため、農薬の...
かん‐ち【完治】
[名](スル)《「かんじ」とも》病気やけがなどが完全に治ること。「—するまで通院する」